ロープウェイを使って一気に2000m越えの銀世界!展望、素晴らしい雪景色の快適雪山ハイク、北横岳・縞枯山山行(2023年1月9日山行速報)
連休最終日、同行予定者のアクシデントで8日の予定が9日単独に変更。ロープウェイを使って一気に2237mの銀世界へ行く雪山ハイク。当初は北横岳をメインに余裕があったら縞枯山へと考えていたが、単独になったなったことで、三ツ岳を経由した周回コースをとった。稜線部では風が少し強かったが、昼前までは快晴で暖かく、素晴らしいコンディションだった。
まずは、コースとコースタイムを記しておく。
ロープウェイ山麓駅9:00-ロープウェイ山頂駅9:19-北横岳ヒュッテ9:53-北横岳南峰10:05-10:10北横岳北峰10:20-北横岳南峰10:22-北横岳ヒュッテ10:29-三ツ岳分岐10:34-三ツ岳Ⅲ峰10:51-雨池山11:25-雨池峠11:33-縞枯山12:02-展望台12:13-縞枯山・茶臼山の鞍部12:25-五辻12:42-13:14ロープウェイ山頂駅-ロープウェイ山麓駅
北横岳南峰付近からの南八ヶ岳、右奥は南ア
きまま仙人の北杜のベース(山荘)からだと、朝なら1時間もあれば北八ヶ岳ロープウェイの山麓駅に着ける。9時一番のロープウェイで山頂駅へ。そこは既に一面の銀世界で、思わず声が出る。この日は八ヶ岳ブルーの空も美しい。12本歯のアイゼンをスタートから装着。はじめはストックもピッケルもザックに刺したまま歩き出す。(結局この日は使わずじまい。)
まずは北横岳へ。連休中好天が続いたこともあって、登山道は踏み固められていて歩きやすい。雪のオブジェと化した樹林帯を進むのは気持ちがいい。少し急なところもあるが、1時間ほどで北横岳についた。山頂部は風があるので、長居はできないが、間近の蓼科山に南、中央、北アルプスや御嶽、浅間山、南八ヶ岳の山々など大展望が広がる。天気が良すぎてもやっていたというか、少しクリアさにはかけたか。それでも大満足。
北横岳北峰山頂(2480m)、蓼科山が近い
当初は坪庭の分岐まで戻って雨池峠に向かおうかと思っていたが、コンディションもいいし、何人かは先行していたので、三ツ岳を経由することに。岩場、鎖場があるらしいので、雪の状態が少し気になる。Ⅲ峰手前の鎖場は雪がほとんどついておらず、慎重に通れば問題無し。Ⅲ峰で何人かを追い越し、どうやらこの日きまま仙人が先頭になったようだ。ここからⅠ峰のあたりで対向者とすれ違うまでは、少しルートの見極めに慎重になったものの、さして危険なところもなく、楽しく歩けた。
これから登る三ツ岳(Ⅲ峰)、雪の岩峰に挑む緊張感が!
三ツ岳からの下りは結構急なところもあるが、まだ雪も締まっていて、問題はなかった。登りの人はピッケルを使っている人もいたが、きまま仙人はストックすら使わず。
雨池峠から縞枯山に登り返す。途中お腹が空いてきて、立ったままパンでエネルギー補給。疲れも出始めたのか、縞枯山の登りは、思ったよりも余裕が無かった。縞枯山山頂は展望がなく、スルーしてその先の展望台へ。この頃から少し黒い雲も空を覆うようになる。天候が変わるだけで、少し寒気がするようだ。展望台からは、南八ヶ岳や南アルプスがよく見える。歩いてきた北横岳や三ツ岳も。金峰山だろうか、奥秩父の山々も望めた。ただ風が強いので、早々にあとに。
戻っている人が多かったので少し迷ったが、せっかくなので周回コースを取る。正直縞枯山の登りがきつかったし、疲れもあったので、茶臼山はパス。ルートや道標もしっかりしていて、問題無く13時過ぎにロープウェイ山頂駅に戻った。大満足の雪山ハイクだった。
下山後は、縄文の湯で汗を流して、のんびり帰宅した。
おしまい。
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