沢とパノラマの周回コースのはずが、、、、ガスで幽玄の山頂稜線 神室山(2021年7月3日山行速報)
燕市でのリモートワークの後、なんと秋田と山形の県境にある神室山(かむろさん)に登ってきた。
なぜ神室山?というのは後で触れるとして、まずはコースとコースタイムを記しておく。
役内登山口4:50-第一渡渉点(吊橋)5:10-第二渡渉点(吊橋)5:27-三十三尋の滝6:17-不動明王6:28-胸突八丁坂6:35-御田の神7:23-西ノ又・パノラマ分岐7:47-8:01神室山8:15-分岐8:27-有屋口分岐8:39-水晶森分岐9:06-9:10前神室山9:18-さんげ坂9:40-第2ピーク9:53-第1ピーク10:05-いっぷく平-パノラマコース登山口-11:05役内登山口
候補としては二王子岳か浅草岳を登って帰るつもりだった。が、午前の予報が今ひとつ。いろんな地域を調べていくと、やはり北に向かう方がよさそうだ、、、よしっ、東北でひとつ残っていた二百名山神室山に行こう! てんきとくらすだと、6時から3つ(~15時)Aランクだし。いつかはと考えていた山ではある。が、東京よりは近いとはいえ新潟からも250キロ強、近くはない。はたしてこの判断が正しかったかどうか?
ガスで展望なし、1365m 神室山山頂
夜8時過ぎに燕市を出発。日本海側を北上し、村上、鶴岡、新庄を経て、日付の変わった午前1時半頃、まずまず順調に役内登山口(西ノ又コース登山口)駐車場に到着。きまま仙人の車以外は無かったので少し不安だったが、案内の看板や登山届のポストもあったので、まずは安心して眠りについた。
朝、思っていたよりも速く目が覚めた。空には雲もあるようだが、きれいに月も見えている。まずまずだな、と思って予報を確認して愕然! 6時~15時がAランクだったのが、6時(-9時)のみがAランクで、その他はBランクに、、、
しかも見なくてもいいのに二王子岳を見ると、午前中がAランクに良くなってる。。。しまった、こんなに移動しなくても二王子岳でよかったかも?
少しでも天気のいい間にと、4時50分に出発したが。山頂部はガスでまったく展望なし。少し小雨に降られた時間帯も。本当にいいコースだっただけに、この日の天気は本当に残念だった。
前半は西ノ又川に沿って進む。原始の深い森を歩き、スリリングな吊橋や滑落の危険のあるところも。また三十三尋の滝や胸突き八丁の急登。山頂部はニッコウキスゲやヒナザクラ、イワイチョウなど多くの花が。帰路は晴天なら展望の稜線歩きだろうパノラマコースという周回ルートだ。ただ藪漕ぎというほど酷くはないが、両側から張り出した草木にはやや苦労する。
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