生い茂る草笹に苦戦も魅力満載、秘境の楽園を行くロングコース和賀岳(8月24日山行速報)
さすがに平日、登山者の少ないロングコースなので、ネットで事前情報を収集し、ココヘリもオンにして登山届に記入。3日目の疲労も考え、早出。5時45分 駐車場のある旧マタギ小屋跡を出発。
倉方までは、倒木等はあるものの問題なし。その後、特に森林限界を越えた後の急登あたりから、登山道が生い茂る草や笹に覆われて見えない。右側が切れ落ちたところもあるので慎重に通過。道に迷うとか、危険を感じるところはなかったが、とにかく歩き辛い。特に登りは朝露に濡れてパンツや靴がびっしょり。中でもひどかったのが小杉山の登り。胸を越える笹でまったく登山道がわからないようなところがある。小杉山を過ぎるとほぼ問題はない。時期やその年によって違うとは思うが、安平路山くらいか。芦別岳の北尾根の方がひどかったかな。
薬師岳以降は本当に雲上の楽園。この時期でもハクサンシャジン、アキノキリンソウ、ウメバチソウ、ハクサンフウロ、イブキトラノオ、オヤマノリンドウ、トウウチソウ、イワイチョウ、オオバギボウシ、ミネウスユキソウ、トモエシオガマなどが楽しめた。惜しむらくは、7月の満開のニッコウキスゲをみたかったかも。
和賀岳は知名度こそ高くはないが、まぎれもなく東北の名山だと思う。タフではあるが、、、あと登山口当たりの蚊の多さには閉口した。両腕が虫さされでゴーヤのようにイボイボになってしまい、数日間はかゆみに悩まされた。(大げさではないです。) いろんな意味で今回の3座の中でも、最も印象深い山行になった。
さて、詳細記録は後日(最近の山行はまったく書けていないが、)にするとして、写真を何枚かアップしておきたい。
1439m和賀岳山頂の祠、山頂周辺も花が多い
薬師岳からこれから登る和賀岳(右奥)への稜線を望む
左の肩のピークが小杉山、中央右の高いピークが小鷲倉
左が小鷲倉、右奥が和賀岳、間に小ピークがある
登山道を覆い隠すようなお花畑
ほぼ中央が登山道、胸を越える笹でまったくわからない
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