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2020年8月31日 (月)

生い茂る草笹に苦戦も魅力満載、秘境の楽園を行くロングコース和賀岳(8月24日山行速報)

今回の当初の予定は2座だったが、目的の和賀岳に登れていないのと、体調も予報もよかったので、やはり和賀岳に登ることにした。

まずはコースとコースタイムを、
旧マタギ小屋跡5:45-甘露水5:57-ブナ台6:21-滝倉水場6:48-倉方7:30-薬師岳8:08-薬師平8:22-小杉山8:56-小鷲倉9:22-9:56和賀岳10:12-小鷲倉10:41-小杉山11:02-薬師平11:27-薬師岳11:46-倉方12:15-滝倉水場12:44-ブナ台13:12-甘露水13:28-13:39旧マタギ小屋跡

20200824wagadake_map

  

さすがに平日、登山者の少ないロングコースなので、ネットで事前情報を収集し、ココヘリもオンにして登山届に記入。3日目の疲労も考え、早出。5時45分 駐車場のある旧マタギ小屋跡を出発。

倉方までは、倒木等はあるものの問題なし。その後、特に森林限界を越えた後の急登あたりから、登山道が生い茂る草や笹に覆われて見えない。右側が切れ落ちたところもあるので慎重に通過。道に迷うとか、危険を感じるところはなかったが、とにかく歩き辛い。特に登りは朝露に濡れてパンツや靴がびっしょり。中でもひどかったのが小杉山の登り。胸を越える笹でまったく登山道がわからないようなところがある。小杉山を過ぎるとほぼ問題はない。時期やその年によって違うとは思うが、安平路山くらいか。芦別岳の北尾根の方がひどかったかな。

薬師岳以降は本当に雲上の楽園。この時期でもハクサンシャジン、アキノキリンソウ、ウメバチソウ、ハクサンフウロ、イブキトラノオ、オヤマノリンドウ、トウウチソウ、イワイチョウ、オオバギボウシ、ミネウスユキソウ、トモエシオガマなどが楽しめた。惜しむらくは、7月の満開のニッコウキスゲをみたかったかも。

和賀岳は知名度こそ高くはないが、まぎれもなく東北の名山だと思う。タフではあるが、、、あと登山口当たりの蚊の多さには閉口した。両腕が虫さされでゴーヤのようにイボイボになってしまい、数日間はかゆみに悩まされた。(大げさではないです。) いろんな意味で今回の3座の中でも、最も印象深い山行になった。

さて、詳細記録は後日(最近の山行はまったく書けていないが、)にするとして、写真を何枚かアップしておきたい。

Img_3867a

        1439m和賀岳山頂の祠、山頂周辺も花が多い

Img_3943a

    薬師岳からこれから登る和賀岳(右奥)への稜線を望む
    左の肩のピークが小杉山、中央右の高いピークが小鷲倉

Img_3941a

     左が小鷲倉、右奥が和賀岳、間に小ピークがある

Img_3817a

         登山道を覆い隠すようなお花畑

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   ほぼ中央が登山道、胸を越える笹でまったくわからない

   

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