滝と急登の静かな信仰の山、信濃富士有明山(2019年8月24日山行記録(1))
予報がころころ変わるような状況だったが、天気がよさそうだったので、北アルプスの有明山に登ってきた。中房温泉をはさんで燕岳と反対側にある信濃富士とも呼ばれる山だ。安曇野に住む先輩Oさんの自宅付近や、燕岳からもよく見え、一度は登っておきたい山だった。
まずはいつものようにコースとコースタイムを再掲しておく。
有明山神社駐車場5:02-表参道入口5:31-表参道登山口5:42-妙見滝7:13-白河滝7:46-石門8:24-落合8:59-10:20有明山(北岳)10:38-中岳10:46-南岳10:58-中岳11:18-有明山11:34-八合目11:57-三段の滝(中房温泉)分岐13:41-裏参道登山口13:51-13:56有明荘16:15=有明山神社
安曇野からの有明山(信濃富士)
中房温泉からの往復も考えたが、せっかくなので表参道から登りたかった。安曇野側の表参道から登ると、単純標高差で1,500mという、急登のタフなコースだ。中房温泉からのルートと比べると、登山道も荒れたところがありワイルドなようだ。楽しみでもあり、不安でもあり。
今回安曇野の有明山神社に車を停めて、表参道から登り、中房温泉へと裏参道を下るルートを取った。
前日定時で会社を抜けて移動。有明神社の広い登山者用駐車場で仮眠。コースタイムが長いので、明日は早出だ。
○8月24日 晴れ
コースタイムが長いうえに、帰りのバスの時間があるので、少しでも早く出たい。まだ暗い4時15分に起床して準備を始める。寝覚めよく、とはいかず正直眠い。ほどなく2台ほど車が到着。どこに登る人たちだろうか? 天気は悪くはなさそうだが、ややどんよりしている感じだ。予報ではだんだん良くなっていくはず。おにぎりをひとつ口に入れ、準備をして、計画より少し早い5時2分に登山者用駐車場を出発。
初めはバス道に沿って舗装された道を緩やかに登っていく。この頃には既に周りは明るく、ヘッ電は要らない。早朝ということもあるが、何となくもう秋の気配を感じる。道にはまだ青い栗のイガが転がっていた。少し歩いたカーブのところで、手前の山の稜線の上にごつごつの山が頭を出している。有明山じゃないかな?
左奥の3つのピークが有明山?
30分ほどで、表参道の入口に着く。林道入口には標識もあるので迷うことはない。ここから黒川沢に沿った林道に入る。陽が当たりにくく薄暗い。
表参道入口、正面の林道を行く 黒川沢
さらに10分、5時42分 丸木の橋を渡ると、案内板のある表参道登山口だ。いよいよここから山道に入る。
丸太の橋を渡ったところが登山口
ここからいよいよ山道、赤いテープが目印
今日はここまで、続く。
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