北海道山行旅行を振り返って
帰京後、日曜月曜と慌ただしくて、何もアップできなかった。せめてGPSデータやコースタイムくらい付けて書きたかったのだが。。。
今回はほぼ一週間下界はいい天気、むしろ北海道としては記録的ともいえる暑さ。が、山の天気予報は強風でCランクが続き、実際にガスで展望が無かったり、強風に苦しめられたりした。
ざっと主な行程を記しておく。
7月27日(土) 移動、食料等準備
7月28日(日) 石狩岳・音更山周回
7月29日(月) ニペソツ山、幌加温泉ルート往復
7月30日(火) 休養日、映画「天気の子」
7月31日(水) 駒ヶ岳、馬の背往復 & 函館観光
8月01日(木) ガス・強風のため中止、天然炭酸水散策、余市観光
8月02日(金) 暑寒別岳、箸別コース往復
8月03日(土) 札幌観光、帰京
もともとの計画は、ニペソツ山、石狩岳、ペテガリ岳の比較的ハードな二百名山3座の登頂。
土曜日の予報から石狩岳とニペソツ山の順番を入れ替えて、日月で石狩岳、ニペソツ山を登頂。石狩岳の稜線では強風に苦戦し、大雪連峰などの展望はなし、それでも麓や近いエリアの展望は十分楽しめた。下山時にはニペソツ山も望めた。
月曜日のニペソツ山は、標高の低いところは晴れていたのだが、山頂部はガスで展望なし。期待していた天狗平からのニペソツ山もぼんやり影が見えただけ。山頂では展望皆無。折角ロングコースを登っていっただけに、これは本当に残念。
2日間の疲れが思ったよりもあったことと、予報が芳しくなかったので、翌30日火曜日は1日オフに。帯広で見たかった映画「天気の子」を見、豚丼をほおばり、温泉でゆっくり。後半の計画を練り直した。
ペテガリ岳の予報がどうもよくなかったことと、ニペソツの展望が無かったことから、ピークハントのためだけに登るのは止めにし、オプションで考えていた山を検討。水曜日はどこも予報が悪かったので、駒ヶ岳(火山活動で山頂部は立入禁止)でお茶を濁し、下山後は函館観光。
木曜日は、初めは大千軒岳を考えていたのだが、奥二股登山口への林道の分岐を間違えたのか、倒木で通れる状態ではなく、登山口まで辿り着けず断念(もう少しちゃんと確認すべきだったか?)。そこから狩場山の登山口に移動。だが、朝起きると辺りはガスで真っ白。しかも登山口でもかなりの風。昨夜の大移動で睡眠時間が短かったこともあるが、着替えもせずにあっさりギブアップ。(天気回復を待つ間、2組出発していました。。。) ドラゴンウォーター(天然炭酸水)の湧き出るところへの散策コースがあったので、それだけ行ってみました。少し飲んでみたのですが、たしかにしゅわっとした炭酸水でした。その後移動の途中に余市(きまま仙人は初めて)に立ち寄り、ニッカの工場見学(運転があるので試飲ができず残念!)やスープカレーを堪能。
金曜日は、予報こそ晴れ(Aランク)ではなかったが、おそらく大丈夫だろうと暑寒別岳へ。最後にご褒美ともいえる快晴に大満足。ただ、箸別コースの8合目でヒグマと遭遇。1時間くらい足止めを食らったものの事無きを得たが、今思い返すとあの対応は正しかったのか悩むし、背筋が寒い思いがある。
ヒグマ遭遇は山仲間にLINEで(武勇伝のように)報告してしまい、少々反省。(この件については別途もう少し詳しく書いておきたいとおもっています。) 案外メンタルなショックがあったのと、最終日に慌ただしく登って帰るのも嫌だったので、あっさり車を返却して札幌でフリータイム。
まぁ実質4日しか登らなかったし、うちひとつは駒ヶ岳のハイキングコース。とはいえ、石狩岳、ニペソツ山、暑寒別岳は印象に残る非常にいい山行でしたし、観光も含めてゆっくりできた北海道旅行になりました。できれば早期に記録をアップしたいと思います。
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