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2019年7月23日 (火)

好展望のクマザサの稜線を縦走、四国の秀峰 三嶺山行記録(2019年4月28日山行記録(2))

四国の二百名山 三嶺山行記録の後半、三嶺山頂から天狗塚へ縦走。

いやしの温泉郷6:11-林用作業小屋跡7:35-三嶺小屋9:08-9:20三嶺9:45-西熊山10:35-お亀岩10:55-天狗峠綱附森分岐11:18-天狗峠11:24-11:38天狗塚11:58-天狗峠12:09-1477m第一ピーク12:39-西山林道登山口13:04-14:09いやしの温泉郷

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     西熊山手前付近から三嶺(左一番奥)を振り返る

  

混んでいることもあり、30分ほど景色を堪能(+おにぎり)して9時45分 三嶺山頂を出発。むしろ今日はこれからが本番だ。

少し下った後、山頂からの縦走路は、笹原が広がる開放的なルートとなる。風もいい感じで、本当に気持ちがいい。ちなみに三嶺から西熊山、天狗塚に至る一帯は「三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」として天然記念物に指定されている。山頂から比べると、一気に人は少なくなるが、それでも結構な人が縦走しているのが見える。

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      山頂から下ると、なだらかな笹原が広がる

写真を撮りながら快適に歩いていく。時々三嶺山頂も振り返りながら。西側から見る三嶺はどっしりとした印象だ。このコース、車2台で逆回りするのがいいかもしれない。山頂に向かって縦走路を行く方が、気分は盛り上がりそうだ。

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        西側からの三嶺、どっしりした印象

小さな起伏をいくつか越えていく。振り返ると三嶺がかなり遠くなってきた。案外尖った先端は確認できる。登り返して10時35分 1816m西熊山通過。だんだん暑くなってくる。日焼けしそうだ。西熊山の少し先から見ると、もうひと下りと登り返しが、、、天狗塚の尖峰も大分近くなってきた。

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   西熊山付近から天狗塚方面を望む、中央下側には小屋も見える

10時55分、順調に下ってお亀岩着。たしかに大きな岩がある。岩の周りを一周回ってみたが、説明書きの類は無いようだった。ここは分岐になっていて、左手に下っていくと避難小屋がある。地図を確認して(小屋には立ち寄らず)先へ。

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              お亀岩

少し下って、水場の近くを通り、登り返す。尾根に上がるまで、距離こそ短いがロープもある少し急な登りだ。その後尾根を一気に登ると分岐のある稜線に出る。左に行くと綱附森というピークに続いている。きまま仙人は右手に少し行き11時24分 天狗峠だ。きれいな円錐形の天狗塚が近い。

振り返ると歩いてきた稜線が一望できる。よく来たなぁ~少し感動。尖った三嶺の右奥には剣山も見えている。ここからはもうすぐのようだったので、荷物を背負ったまま天狗塚へ。15分ほどで、11時38分、1812m天狗塚着。山頂は広くはないが、展望は最高。すでに何組かの登山者がいた。

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     振り返ると歩いてきた稜線が一望、右奥には剣山も

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           天狗峠、天狗塚が間近

ここも本当に展望が素晴らしい。四国の山は見慣れないので、山の同定はなかなかできなかったが、帰ってからの宿題だ。高知側には太平洋も見えた。西側にさらに気持ちのよさそうなルートが続いていた。(歩いている人もいた) 行ってみたい欲望はあったが、明日以降も登山は続くので、ここは自重して体力の消耗を最低限に。レーションを食べながら、しばしの~んびり。

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             1812m 天狗塚山頂

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           高知側、太平洋が見える

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       さらに西側に気持ちよさそうな稜線が続く

帰路は天狗峠まで戻り、西山林道登山口へ下山する。途中いくつか登り返しがあるが、そんなにきつくはなかった。小一時間ほどで13時4分、西山林道登山口到着。ふぅ~、ひと安心。車も何台も停まっていたので、ここから往復の人や車回収の人もいるのだろう。ここからさらに下って国道(バス停)に出るという方法もあるのだが、ネット情報では道もわかりにくく藪漕ぎもあるとか。(山と高原地図では破線) 距離は長いが安全策をとって、林道を歩いて戻ることに。

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           天狗峠からの下り

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        西山林道登山口(天狗塚登山口)

林道といえ、ほとんど舗装されている。緩やかな下りが多かったし、かったるいのでところどころ小走りで進む。5~6キロと思っていたが、GPSデータは結局7キロ強。かなりJogったせいか1時間ほどで14時9分、いやしの温泉郷に戻った。

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            林道には満開のヤマブキ

下山後、そのまま温泉に直行できるところがいい。いやしの温泉郷は、500円とリーズナブルな価格。少しぬめり気のある温泉らしいいいお湯でした。

二百名山とはいえ、全国的には知名度の低い山だとは思う。が、非常にいい山だった。やっぱり四国の山もいい。まだまだ登ってみたいものだ。


おしまい。

  

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