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2019年7月 8日 (月)

台風で予定変更も、好天の稜線歩きを満喫、飯豊連峰北端の秀峰杁差岳(2018年9月2-3日山行記録(1))

溜まっている山行記録を少しずつ書いていこうと思う。今回は昨年9月の飯豊連峰北端の杁差岳。

2018年の夏休みは、予定が不確かだったこともあり、車で移動できる東北の山々をめぐることにした。未踏の二百名山を中心に岩手山や赤水渓谷などを候補に入れていた。その手始めが、二百名山杁差岳(えぶりさしだけ)を登頂した後、21年ぶりに飯豊本山を回って下山しようという計画。残念ながら台風の影響で、飯豊本山は諦めて山中一泊だけで下山となった。

いつものようにコースとコースタイムを再掲しておく。
9月2日 飯豊山荘5:48-丸森峰8:38-地神北峰9:28-頼母木山9:58-10:12頼母木小屋10:25-大石山10:49-鉾立峰11:26-?差岳12:08-長者平12:24-えぶり差岳12:38-鉾立峰13:04-大石山13:41-14:17頼母木小屋(泊)
9月3日 頼母木小屋6:07-頼母木山6:23-地神北峰6:50-地神山7:09-7:37扇ノ地紙8:03-梶川峰8:34-滝見場9:40-湯沢峰10:11-11:28飯豊山荘

Eburisashi_map

 

さすがに金曜夕方タイから帰国してそのまま出るほど元気はなく、土曜日の予報が微妙だったこともあるが、土曜日を休養と準備に当て、夕方から登山口である飯豊山荘に余裕を持って移動した。その日は予定通り車中で眠りにつく。


○9月2日(日)曇りのち晴れ

今日は標高差のある長丁場。できれば杁差岳をピストンして頼母木小屋で泊まりたかったので、予定より少し早い5時48分に登山口の駐車場を出発。ちなみに7月か8月上旬なら石転び雪渓に挑戦するという案もあったのだが、9月はさすがに危険度が違うので、一番近い丸森尾根を登る。ちなみに前回1997年は、梶川尾根から登りダイグラ尾根で下山している。

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      丸森尾根の登山口、登山届を提出してスタート

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           いきなりの急登はきつい

丸森尾根も梶川尾根と同じようにいきなりの急登。覚悟はしていたが、タフだ。荷物はできる限り不要なものは置いてきたが、それでも15キロほど(水2.5L込)。現在の体力だと決して軽くはない。

時折陽射しが射すものの、少しガスがかかった感じで、むしろ暑すぎないのは好条件かもしれない。思わず手を使うようなところもあり、厳しい登りだが確実に標高を上げていく。少し登ると既に汗びっしょり。

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    あっという間にここまで登ってきた、温身平方面の眺め

基本的には展望のない樹林帯の急登。駐車場には2台車が停まっていたが、人はいないようだった。すれ違う人もなく、黙々と登っていく。花もほとんどない。既に秋の気配でオオカメノキは赤い実を付けている。

1時間半ほどで、7時23分夫婦清水到着。水場があるようだが、少し下るようだったので、無駄なエネルギーを使いたくないのでスルー。まぁペースとしては悪くはない。汗が目に入るので、何度も顔をぬぐう。ところどころ緩やかになってひと息つける。このあたりまでくると、事前に頭に入れていたルートの記憶もあいまい。ただただ黙々と登っていた。

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        手を使う必要のある岩場の登り

徐々に稜線が近づいて来た感じがしてきた。さらにひと踏ん張りすると、8時38分丸森峰に到着。周囲が開け、前方には稜線がやっと見えた。とはいえ、まだもう少しあるぞ。。。ここでザックを下ろして小休止。お腹は空いていないが、無理やり小クリームパンをひとつ流し込む。

よく見ると、北西に目指す杁差岳や小屋が見える。今日あそこまで行くのかぁ、遠いなぁ、、、正直な感想はそうだった。まぁまずは稜線まで登らねば。

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       杁差岳が初めて見えた、小屋も確認できる     

そこからは視界が開けた上に、傾斜は少し緩やかで、なかなかいい登りだった。稜線が見えているのも元気が出る。コゴメグサやオヤマノリンドウ、アザミなど少ないが花もちらほら。空は雲もあるものの、秋の青空がのぞいている。いい天気になってきた。

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        稜線(地神北峰)はもう少し

9時28分、やっと主稜線である地神北峰に到着。順調なペースだ。頼母木山から頼母木小屋、杁差岳まで一望できる。飯豊連峰の北部は初めてだが、実にいい稜線だ。飯豊は稜線まで登るのが大変だが、登ってしまうと楽園。改めて実感する。ここでもパンでエネルギー補給して、ゆっくりスタート。少し下ることもあり、ここでストックを一本使用。

緩やかに風が吹くと実に爽快。小さな登り返しはあるが、緩やかに下っていく。ただ、少し疲労が出始めているか。。。

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    地神北峰から杁差岳への稜線は最高! しかもひとり占め

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       青い空にいい雲、なだらかな広い稜線を行く

9時58分、1730m頼母木山(たもぎやま)通過。頼母木小屋直前で夫婦らしい2人組とすれ違う。今日初めて山中で会う登山者だ。しばし挨拶をして情報交換。どうやら昨夜杁差岳の避難小屋に泊まったらしい。今日は門内か梅花皮かの小屋泊まりらしい。ネットでの情報通り、水やトイレは頼母木小屋の方が良さそうだ。

予定より早く10時12分頼母木小屋に到着。ここは湧き水を引いているので水が豊富。顔を洗って冷たい水を一気飲み。美味しい。小屋に入ると管理人さんがいたので、いろいろ教えてもらった。空身だと3時間ほどでえぶり差岳を往復できるらしい。さすがに疲れているし、そこまで急ぐ必要はないが、この天気なら往復するのに問題ないだろう。小屋としてもこちらの方がよさそうだし、好展望なのが気に入った。今日は頼母木小屋に泊まろう。

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   頼母木小屋付近からの杁差岳、美しい山容ではないがいい感じ


つづく、、、

 

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