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2019年5月18日 (土)

GW西日本山行速報(5)

○5月3日(金) 祖母山 晴
北谷登山口6:15-風穴7:03-8:05祖母山山頂8:45-国観峠9:18-10:47北谷登山口

Sobosan_map

九州に入って4日連続の登山。休養日にあててもよかったのだが、天気予報は最高だし、思ったよりも疲れもないので登ることに。ただ(この先の予定もあるので)、疲労を考えてコースタイムの短い北谷登山口からの周回ルートを選択した。前回2000年に登った時は、メインルートの尾平からの周回。違うコースで登ってみたかったこともある。今回唯一の百名山。

 

周りが結構早立ちの人が多かったので、きまま仙人も6時15分にスタート。予定通り風穴コースから登る。ここまでのGWの山より、標高も高いし、天気も良くさわやかだ。19年前は雨だったので、この日に祖母山にしてよかった。4日目というのにワクワクしている。

出発して少し下ると何度か渡渉がある。2つ目以降は全く問題ないのだが、ひとつ目は少々びっくり、金属の建材の橋が完全に水没している。靴を濡らす覚悟で渡るか、隣の石に軽く飛ぶか? きまま仙人は迷わずジャンプしたが、朝一だけに身体もまだ固く、少々緊張。

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        左のちょっと赤っぽい岩からジャンプ

次第に傾斜が急になっていき、沢から離れていく。小1時間で風穴到着。前のご夫婦の旦那さんが、ヘッデンを付けて中をのぞいていた。きまま仙人も少しだけ。。。中は真っ暗で先の方はよくわからなかったが、かなり広いようだった。ザイルやアイゼンなど、ちゃんとした装備で探検に入るのも面白そうに思える。経験者と一緒でないとちょっと怖いが。

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     風穴入口部、中は真っ暗、中央奥に続いている

風穴から上は高度も上がり、振り返ると木々の間からすばらしい展望がのぞく。ご夫婦からは大崩山ではないかと伺ったが、山頂で確認すると阿蘇山だったようだ。山頂がますます期待。さらにこの辺りはアケボノツツジが満開。たくさんの木が素晴らしい花を付けて迎えてくれる。何枚も写真を撮りながら登っていく。鎖場のようなところもあるが、今日のコンディションならまったく問題なし。(ただ風穴コースの方が険しいので、家族連れなどは国観峠経由のルートを往復するようだ。)

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      満開のアケボノツツジ、このGWで一番の見頃

8時5分、1758m祖母山山頂到着。2時間もかからずに山頂到着とは、北谷登山口は思ったよりも楽なルートだ。大勢の登山者で賑わっている。北側には九重連山がきれいに見えている。さらにその右奥には由布岳のようだ。きまま仙人でもわかる山々が見えるのはうれしい。まさに360度の大展望。19年前のリベンジ達成だ。

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      1756m 祖母山山頂

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       阿蘇山、右手前がギザギザなので根子岳か?

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       九重連峰(左)、右奥は由布岳と鶴見岳

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             中央奥が大崩山

下山直後、山開きの催し?で団体登山されている一行とすれ違う。何と山開きの記念のバンダナをいただいた。緑色のもので、63rd 2019.5.3 Mt.SOBO OPENING MOUNTAIN CLIMINGと染め抜かれたバンダナで、非常にラッキーだ。

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    こんなかわいいお地蔵さんも

下山は国観峠側から。湿っていて滑りやすいところがあるが、全体的には緩やかで歩きやすい。ただ、ちょっと気を抜いたか、何でもないところで、ぬかるんだ足場にきれいに滑って、お尻からストーン! 恥ずかしいのとズボンのお尻が泥だらけになったのにはまいった。

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         国観峠の広場から祖母山を振り返る

何と11時前には下山。これから登り始めようとしている登山者がいるくらい。楽勝?しかも最高だったなぁ。

GW期間中、天気予報はこのあともよさそう。5日も予備日と考えていたが、もう若くはないのでそろそろ疲れも溜まってきているはず。無理をせずに、東京に向かいながら、中国か近畿でもう一座登って帰ることに決めた。いくつかの候補の中から、比較的楽で危険度の低い三瓶山にした。

  

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