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2018年3月 5日 (月)

今年初登山は、お墓参りを兼ねた1200年の歴史ある高野町石道(1月2日山行記録(1))

今年の初登りは、高野町石道。1200年前から歩かれている歴史ある道だ。世界遺産にも含まれている。ピークらしいところにはひとつも登らないし、(もちろん起伏はあるが)基本的には登りだけという、ちょっと変わった山歩きだった。遅ればせながら山行記録を書いておきたい。

いつものようにコースとコースタイムを再掲しておく。
九度山駅7:12-慈尊院7:36-展望台8:12-六本杉9:05-古峠9:28-笠木峠10:27-矢立11:05-大門12:38-12:50壇上伽藍13:04-奥之院御廟13:44-14:02奥之院バス停

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昨年のブラタモリを見て、一度この高野町石道を歩きたいと思っていた。高野山にはうちのお墓があることも有り、何度か行っています。金剛峯寺や根本大塔など、主要な観光地はもちろん訪れたことがあります。が、町石道は歩いたことがありませんでした。そういえば、小学生くらいの時に、南海電鉄のパンフのようなものに書いてあったことを思い出しました。
では、記録を始めていきます。

約1町(1町は109.09m)毎の町石を180辿って九度山の慈尊院から高野山へ。慈尊院から壇上伽藍の根本大塔まで180の町石 約19.7キロ(九度山駅からは21.4キロ)。壇上伽藍から奥之院御廟まで36の町石 約3.8キロ。奥之院バス停まで戻るのを加えると25キロを超えるロングコースだ。途中展望台がいくつかあるものの、道中展望はあまりなく、緩やかな登りが続く。トレランの人もいたが、緩やかなのでトレラン向きのコースだといえる。

○1月2日(火)曇り時々晴れ

正月休みだけに、早く帰ってきて家族と夕食を食べたい、ということもあって、九度山駅7時7分着の電車で向かう。南海高野線沿線に実家のあるきまま仙人にとっては、比較的近い。最寄り駅で聞いてみたら、高野町石道と高野山エリアの2つのイラストマップをもらえた。ネットでダウンロードしてA4にプリントアウトしてきたものと同じだが、正直老眼ではA4では小さすぎて読めない。これは非常にありがたかった。

途中、河内長野駅で乗換の時間があったので、その間にトイレに行って身体を軽く。九度山駅に着くころには、周りも明るくなり、7時12分 イラストマップを見ながら駅をスタート。きまま仙人の他にも町石道を歩くのだろうと思われる乗客もいた。

九度山は、真田幸村が不遇の時代を耐え忍んだ地。せっかくなので真田庵を回っていったが、開いていていい時間のはずなのに、扉は閉まっていて中には入れなかった。

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    スタートは九度山駅     真田庵、残念ながら開いていなかった

紀ノ川に並行に住宅地を縫って町石道のスタート地点である慈尊院に7時36分着。慈尊院入口にはブラタモリで見た下乗石(ここから先は乗物から降りろという印)がある。知らないと気にも留めない石だ。

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    慈尊院の入口、ここからが本当のスタート

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      下乗石、ここで乗物から降りる.説明書きもある

本尊の弥勒菩薩様にお参りして、軽く境内を見て回って、隣の丹生官省符神社へ。この慈尊院から丹生官省符神社へ登って行く石の階段の途中に、ひとつめの(百八十町の)町石がある。一度見過ごして、階段の上まで行ってから戻って確認。丹生官省符神社で初詣をして、いざ出発。

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    慈尊院の境内、奥の階段を上ると丹生官省符神社

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    階段の途中に百八十町の町石がある

町石は写真のように五輪塔のかたちをしている。本当に1町毎に設置されている。少し歩くとすぐに出てくるのでいい目安にはなるが、さすがに180は多く、なかなか数が減らない。

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    右は竹林、町石は土手の中ほどにある

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   町石を探しながら歩くのは楽しい、デザイン的にも道のいいアクセント

竹林の脇を進み、もうすっかり葉の落ちた柿畑(九度山柿かなぁ?)を抜け、少し急な坂を登っていくと紀ノ川や九度山・橋本あたりの街並みが良く見える。8時12分、ひとつめの展望台に到着。展望図があり、南の方に高野山が確認できた。まだまだ遥か遠い。ただ高くは感じられない。高野山が見えたことで気合が入る。

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     一つ目の展望台           紀ノ川がよく見える

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    中央部が高野三山(楊柳山)、右奥のピークが弁天岳、その左
  少し低いあたりが高野山の寺院のあるあたりか? まだまだ遠い!

このあたりが全コース中、最も視界が開け展望がいい。朝日の中、気持ちよく歩けるところだ。鉄塔の近くを巻き、舗装道をいくつか渡り、稜線に沿ったコースになると地道の登山道となり、徐々に木々で展望はなくなっていく。尾根は高低差が大きくなるからか、やや西側に等高線に沿うように緩やかに道が付けられている。

榧蒔石への分岐を通過。たぶん数分で行けるのだろうが、こういうちょっとしたものがたくさんあるので、全部立ち寄っている余裕はない。そのままスルー。8時30分 銭壺石、これは道沿いにあったが、賽銭が載せられた何ということもない石だった。

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        銭壺石             お地蔵さん?道祖神?

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       新旧2つの百五十四町石

8時35分 雨引山の分岐を分け、8時51分 一里石通過。町石の他に一里、二里などxx里を示す里石もある。形状は町石とほぼ同じ。

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     左が町石、右が一里石      石が敷いてありいい雰囲気

途中トレランの人が追い越していった。短パンで荷物無し。上にあがれば水も食べ物も買えるとはいえ、途中水場は無さそうだっただけにちょっと心配。ここまで雪はまったくなし。たしかに走りたくなるところもあるので、きまま仙人もフラットなところだけ軽くジョグ。今回はショートカットのメレルの軽登山靴。トレラン用のシューズではないものの、トレランもできなくはない。

9時5分、六本杉峠に到着。町石で136、おおよそ1/4といったところか。ここで初めてザックを下ろして小休止。先が長いので、おにぎりひとつとミニアンパンひとつでエネルギー補給。余裕があれば、ここから少し下って丹生郡比売神社にもよりたいところだが、ぐっと我慢して古峠方面へ。今日の目標(ミッション)は、1.町石道を慈尊院から壇上伽藍まで完登、2.壇上伽藍から奥の院の弘法大師御廟までの町石道を完歩、3.当家の墓参り、なので、夕食を家族と一緒にとるためには、時間的余裕がない。

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     広場状の六本木峠         落ち葉を踏みしめ下っていく

15分ほどで、9時28分 古峠通過。ここを左に下ると上古沢駅だ。2回に分けて完登することも可能。(昨年10月の土砂崩れの影響で、この時はまだ南海電鉄が運休中) ほどなく東屋のような展望所(休憩所)があり、見えているのは天野方面らしい。9時34分、さらに少し先に行くと、2つの鳥居が並んだ二つ鳥居(120の町石)がある。ここでやっと1/3。丹生明神と高野明神の鳥居とのこと。写真を撮っただけでスルー。ルートはここから少し下っていく。

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     展望台からは天野方面が望める

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   2つの鳥居が並んだ二つ鳥居(まんまだ)

続きは次回、Part2に。。。

 

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