金時山・明神ヶ岳山行速報
残念ながら噴火で草津白根山のスノーシュー山行は中止になったが、関東南部は天気がよさそう、先週の寒波で降った雪を楽しまない手はない。
というわけで、天気予報と危険度を考慮して箱根の外輪山の金時山に行ってきた。雪の状況が問題なければ、明神ヶ岳まで行くつもりで。もちろん”足柄山の金太郎♪”で有名な金時山だ。アイゼンも着けたことのないメンバーを連れていくには、準備の時間が足りない。結局装備等の点で単独行となった。
ルートは公時神社の駐車場に車を停めての周回。外輪山をできるだけ回りたかったので、国道を少し歩き乙女口の登山口から登りはじめた。乙女峠から尾根を縦走し、長尾山を越え、金時山まではまずまず快調。予定通り明神ヶ岳に向かった。余裕があれば明星ヶ岳までとも考えていたが、さすがに雪道で時間も体力も余裕なく、欲を出さず明神ヶ岳からは宮城野に下山した。そこから直接戻るバスは時間が合わないので、仙石までバスで戻り、結局そこから歩いて公時神社の駐車場まで戻った。(乗り換えればバスもある。)
天気は予報通りほぼ快晴。風も少し強い時があったが、気になるほどではなく、雪山歩きと大展望を本当に堪能できた。ただこのコース、そこそこ長いのは覚悟していたが、思っていた以上に小さなアップダウンがある。それと雪の重さで登山道をふさぐように倒れてきている笹には非常に手を焼いた。
アイゼンは乙女口登山口から6本歯を装着。結局宮城野の手前まで着けたままだった。12本歯でもよかったかなと思うところもあったが、結果的には6本歯で正解だったと思う。
快晴の雪山に、素晴らしい富士の絶景や大展望を堪能できたいい山行だった。
最後に何枚か写真をアップしておきたい。
金時山山頂付近からの富士山、南アルプスなどもよく見えた
これも金時山山頂付近から、左奥が明神ヶ岳
苅川峠あたりからの金時山と富士山、金時から左下に続く尾根を下ってきた
噴煙を上げる大湧谷も近くに望める
明神ヶ岳山頂付近から、富士山の真ん前が金時山
こうみると、なかなか遠い。よく歩いたもんだ!
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