国宝展
京博に到着したときは、60分待ち。90分待ちくらいの覚悟はしていたので、驚きもせずチケットを買って列に並ぶ。少し風が冷たかったが、ネットで調べものをしたり、本を読んでいたら、40分ほどで中に入れた。いや~でも中に入ってからも戦場。
実は10月にも来て雪舟の国宝6点そろい踏みを見たかったのだが、残念ながら展示替えで最終の4期はない。龍光院の曜変天目や金印も。そういう点では、今回見たかったのは伝頼朝像、油滴天目など。でもそれ以外も本当に見ごたえ十分でした。ひとつひとつ名前も覚えきれないくらい。
まず、楽しめたのは土偶に銅鐸。特に銅鐸はよかった。教科書や写真で見ていたものも実物を見ると、やっぱり違うなぁ。大げさでなくロマンを感じました。また、レプリカを直接触れたのも興味深かった。
伝頼朝像ら3点も、思っていた以上に大きく迫力満点。印刷物ではわからない線も見れてよかった。絵画としては必要な線ですね。
周文や松栄の絵も楽しめたし、仏画・仏像の見方も少しわかってきたかな。油滴天目はけっこう長い時間をかけてなかなか離れられなかったくらい。それに、螺鈿や蒔絵なども素晴らしい。やっぱりハードルが少し高いのは書かな。刀もまだまだかな。
むしろ光琳の燕子花図屏風や応挙の雪松図屏風など、見たことがあって人だかりのものは、短時間でスルー。
3時間は疲れましたが、本当に充実した時間でした。
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