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2017年10月21日 (土)

Canon G1X Mark III 見てきました。

今日は朝の飛行機で京都のはずだったのに、、、台風接近で同窓会そのものが中止になってしまいました。

代わりに雨の中、サントリー美術館に「狩野元信展」を見に行ってきました。いや~勉強にもなる、いい展覧会でした。そちらはまた後で。

帰りに銀座のキャノンのショールームで、G1X Mark III の実機を見てきました。

Dsc01624a

 

画像はまだ最終製品ではないということで、持ち帰りできず。まぁ予想していたことなので、仕方ないか。

実機を触った印象は、まぁWebなどの情報からの想像どおり。懸念点は、心配していたとおり、ちょっと残念でした。全体としてはすごくいいカメラに仕上がっていると思いますが、購入するかどうかは微妙です。以下、もう少し詳しく書いていきます。

尚、きまま仙人のG1Xの主な用途は、山(登山)での使用です。ショルダーハーネスに付けたケースに入れて、歩行中でもすぐに撮影。高山植物などを取るときにはマクロを使いますし、バリアングル(チルトと一長一短ですが、、、)は有効です。岩場などもあるので、首からぶら下げて歩くことはごく稀です。

動きの速いものは、あまり撮りませんが、風景、日の出、高山植物、たまに蝶や動物、、、などでしょうか。

まず、初めの懸念点はレンズキャップ。キャップをいちいち外したり付けたりするのは面倒だし、何より邪魔。実機で確認しましたが、やはり上の写真(カメラの左側)に写っているように取り外し式。これは大きなマイナス。レンズ枠に付いている溝に挟み込むタイプ。はっきり言って通常でも使いやすくない。ショールームの人に確認したが、フィルタが付けられるかどうかは確認できていないとのこと。肉眼ではただの溝なのかネジを切ってあるのかわからなかった。フィルタが付けられるのなら、保護フィルタのみで使うという方法も考えられるが、今日の時点では確認取れず。(その後37mmが使えることが判明

次に個人的には好きになれないデザインである、ペンタプリズム風の中央の出っ張り。EVFをレンズの光軸と合わせたいためにセンターを高くしたのだろうが、出し入れするときに引っかかって扱いにくい。今日はいつも(Mark IIを)使っているケースを持参して確認。たしかにケースを少し潰すようにして、出っ張り部分を引っかからないようにして入れると、ちゃんと入る。が、操作性は大きなマイナス。

レンズの明るさと望遠が短くなったことは、センサーがAPS-Cになったことで仕方ないかなぁとは思うが、ここは画像を見てから評価したい。今日はスルーしておく。

次にマクロについて。確かに広角端でレンズ端から10cmというのは、Mark IIと比べるとデグレード。ただ、(マクロにしないで)通常モードのまま10cmで、小気味よく合焦してくれた。被写体が高山植物ということを考えれば、あとでトリミングも有りのような気がした。これも絵を見てみないと何とも言えないが、ここは案外気にしなくてもいいかもしれない。

次はバッテリー。やはりMark II のものよりもひと回り小さい。ここは小型化、軽量化よりも容量をMark II 並みに取って欲しかった。撮影可能枚数が200枚とは少し少ない。ただUSBケーブルを直接つないで充電できるのは非常に有効。最近縦走など3,4日山に入るときはモバイルバッテリーを持っていくので。

もちろんいい点も多々あった。防塵防滴など、ほとんどはWebに書かれていた仕様で理解済。ただ、持った印象はやはり軽いし、ホールドも悪くない。作りも十分合格点。EVFの見え方も気になるような問題点はなかった。露出補正の機械式ダイヤルが付いているし、ホイール、胴リングの他、前面にもダイヤルがあって操作性も悪くなさそうだった。

あと気になったのは、タッチパネルの感度が良すぎて、タッチでシャッターを切る設定だと、誤動作が結構起こりそう。

書くとキリがないので、今日はこの辺でやめておきます。

それにしてもキャノンさん、悩ましい仕様で出してきましたねぇ。。。11月下旬発売というので、山はどちらかというとオフシーズン。

即購入はないと思いますが、しばらくは迷いそうです。

 

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