仙ノ倉山、飯縄山山行速報 III
詳しい山行記録は改めて書くとして、土曜日曜の山行について、もう少し触れておきたい。土曜日、日曜日の各山行のコースとコースタイムは一昨日アップしたとおり(こちら)。
最近山行記録を書けていない(特に写真の選別加工ができていない)が、そのうち?詳細記録をアップしたいと思ってます。
今回は、2日間の移動とコースの選定に関して。
今回の3連休山行は、なかなか柔軟な対応を求められた行程だった。初日の土曜日は同級生おやじ山行の日帰り登山。直前まで行先決定含めばたばたしたものの、最後は候補にあがっていた中で、今の季節を考えると一番のお勧めだった仙ノ倉山を選択。仙ノ倉山は上越谷川連峰の最高峰(2026m)で、手前の平標山(たいらっぴょうやま)との間のなだらかな稜線は、まさに雲上のお花畑。きまま仙人は13年ぶりの登頂だった。
きまま仙人だけ車で前日移動し、早朝の新幹線移動組と合流。9時過ぎ出発という少し遅めのスタートだが、十分東京からでも日帰り可能。
途中は苗場スキー場など下界がよく見えていたが、残念ながら山頂部はガスの中。なかなか登りはハードで、汗びっしょりになりましたが、気持ちのいい尾根歩きとお花畑で、本当にいいコースです。下山後は街道の湯で汗を流して、越後湯沢の駅前で夕食&打ち上げ。きまま仙人は(運転があるので)飲めませんでしたが、すごく楽しい一席でした。
メンバーとは駅で別れ、きまま仙人はまず翌日の単独行計画の最終確認。天気予報がどうも良くなく、湯沢周辺やその北側、東側で考えていた案は全滅。南は東京からの日帰りエリアになるし、標高が低いところは暑そう。白山くらいまで行けばかなり期待できるが、遠い上に天気のリスクは高いなぁ。。。
どこか(登山ではなく)観光して帰るという案も頭によぎったが、最終的に登山口まで行ってみることにしたのが戸隠にある飯縄山(飯綱山:いいずなやま)。北信五岳のひとつで二百名山でもある。比較的行きやすい、登りやすそうな山なので、いつでも登れると思って、未だ登ったことのない山だ。実際に登るかどうかは翌日朝最終判断として仮眠した。
"てんきとくらす"の情報によると、9時の表示はAランク、12時の表示はBランク、3時以降の表示はCランクだ。展望はともかく午前中は何とかもってくれそうな期待。湯沢からは、石打丸山あたりから野沢温泉方面に抜けると、意外に近くて110キロ程度で戸隠に着ける。
翌16日は早朝すっきり目が覚めた。ネットで予報を確認すると前夜から変化なし。曇天のようだが、雨は降っていないし、手前の低山はよく見えている。よし行こう! 速攻で準備をして、4時47分 戸隠中社の駐車場を出発。入り口付近のトイレですっきりして、おにぎりをぱくつきながら林道を歩き出した。
登りは少し気持ちの焦りもあり、そこそこいいペースで飛ばしていく。ゆっくりゆっくりといい聞かせながらガンガン登った。西登山口から飯縄山に登頂。ガスで山頂からの展望はまったく有りませんでしたが、快適な登山でした。山頂には誰もいないかと思いきや、南登山口や北側ルートから数名の登山者が登っていた。みんな天気のことを考えて早出にしたもよう。
予定通り、瑪瑙山(めのうさん)方面へ。山頂の標識はやや不親切。ガスで視界が悪いが、それでも地図を見れば間違うようなルートではなさそう。もうすぐ瑪瑙山というところで、雨がぽつぽつしだした。少し予想よりも早かったか。迷わず山頂で雨具を上下とも着用。ここの標識が中社方面だけ記されていないが地図で的確な判断。
瑪瑙山を少し下ると、雨はほとんど気にならなくなり、何と飯縄山が姿を見せてくれた。中社ゲレンデ上部では、高妻山のピラミダルな姿や、戸隠連山のギザギザの稜線も望めた(こちら)。ラッキー! 結局雨は瑪瑙山山頂付近の少しだけ、ただ草木が濡れていて雨具を着たこと自体は正解。
下りは滑りやすいところもあり、慎重に下った。また、タテヤマウツボグサやギボウシ、ゴゼンタチバナなど花がきれいなところでは、写真を撮りながら、、、
結局9時35分、駐車場に戻った。まさに朝飯前?登山。実歩行時間4時間半くらいの速攻登山となったが、これはこれでなかなか楽しい印象的な登山になった。
さて、いつになるかはわかりませんが、詳細記録も乞うご期待。
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