街中使いのリュックを新しくしてみました。(The North Face Borealis)
悩んで選択したのが、ノースフェイス(THE NORTH FACE)のボレアリス(Borealis)28Lだ。色は、海外モデルのYellow/Asphalt Greyを選択。
色に関しては、無難に黒の方がよかったかな、何て思わなくもないが、少し使ってみて、機能的には大満足だ。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) ボレアリス(Borealis)
きまま仙人は、タウン用リュックとして、タイで購入したグアテ(GUATE)の革製のものとパタゴニア(PATAGONIA)のレフュジオ(REFUGIO PACK)28L(色はFHNY)の2つを使い分けている。
(それ以外に出張などのビジネス用に、ACE(ACE GENE)の3WAYタイプの物を使っているが、これは今回比較対象外。)
グアテの革製も気に入っているのだが、やや重いうえに、ちょっとラフな条件だと使いにくい。雨模様の天気だったり、アウトドアというほどのところでなくても、ちょっと汚れたり濡れたりしやすいところに行く可能性がある場合は、やっぱり革製は気を遣う。夏、暑い時も、汗でシャツに色写りしないか少し心配。
また、PCやタブレットを入れたり、小物をたくさん入れたりとかを考えると、ポケットの数など機能面でもやや不十分(これはバッグインバッグで解決)。都内は(夏を除き)グアテの方をよく使うが、一泊の小旅行や夏は、パタゴニアの物を使うことが多かった。
パタゴニアのレフュジオがすごく不満だという訳ではないのだが、ノースフェイスの昨年の秋冬モデルを見ていたら、機能的に素晴らしくいい(きまま仙人好み)ので、思わず欲しくなって買い換えてしまった。今のところ大満足。せっかくなのでちょっとレビューしてみたい。
まず何よりオーガナイザーがすごくいい。オーガナイザーとはペンや小銭入れなどの小物、様々なアイテムを収納できる複数のポケットなどの収納システムのこと。ボレアリスもレフュジオも、サブ荷室にあるのだが、レフュジオのものが簡単なポケットとペンホルダーだけなのに対して、ボレアリスのオーガナイザーは、ポケットの数も多く、ファスナー付の所やフリースライニングしたクッションスペースもある。特にタブレット用のクッションスペースが気に入った。PC用のスペースとは別に、それもサブ荷室にクッションスペースがあるのだ。最近外ではタブレットをよく使うきまま仙人には、出し入れしやすくてすごく使いやすい。
きまま仙人は、最近プライベートでPCを持ち歩くことが少なくなったし、まして移動中に出したりすることはほとんどない。レフュジオの用に専用スペース(別ファスナー)である必要はないので、ボレアリスのようにメインの荷室にPC用クッションスペースがある方が使い方に合っている。
2点目として、メイン荷室の出し入れのしやすさ。レフュジオはPC用の専用スペースが身体側にあるので、メイン荷室の開口幅がやや狭くなっている。ガバット大きく開くボレアリスの方が出し入れしやすい。実際に使うとこのポイントは結構高い。レフュジオだけ使っていると、そんなに不満があるわけではないが、比較すると使いやすさの差は歴然。
3点目は、ハーネスや背面の仕様。ひと言でいうと、レフュジオは街専用。ボレアリスはアウトドアでも軽いハイキング程度なら使用可。背面のクッション性、堅牢性、通気性、ショルダーハーネスの安定性などの仕様が全く違う。ボレアリスには簡易なものだが、ウエストベルト(ヒップベルト)も付いているし、チェストベルトには熊遭遇時など用の安全ホイッスルも付いている。(いずれもレフュジオには無し) ウエストベルトは取り外し可。ただし、以前のように収納式ではない。
こういった部分は、街でしか使わない人にとっては、むしろオーバースペックで使いにくいと感じる人もいるかもしれない。込み合った電車やエレベータで前抱えする場合などは、むしろレフュジオの方が持ちやすいのは事実だ。好みが分かれるところでもある。ただ、長時間両肩で背負う場合は、ボレアリスの方がはるかに楽に背負える。
その他ボレアリスの特徴をいくつか補足すると、一番外側フロントにバンジーコードが付いている。脱いだアウターなどを挟んだりに使える。ノースフェイスには、この部分がメッシュポケットになったリーコン(Recon)というモデルもある。ポケットの方が使いやすいように思えるが、コンプレッションベルトがポケットにつながっていて、斜めになっている点(斜めの分だけ使いにくい)や、デザイン性を考慮して、ボレアリスの方を選択した。(リーコンとボレアリスは、容量が2Lリーコンの方が大きいが、その他の仕様はほぼ同じ。)
また、トップハンドルがしっかりしているのもいい。混んだ駅や車内などでは、ハンドルで持つことも結構ある。また、上部の小物用ポケットにもフリースライニングがされている。サングラスや、携帯、コンパクトカメラの収納に使えそうだ。欲をいうと、小銭入れや定期券を直接出し入れできる小さなポケットがもうひとつあるとうれしいのだが。オーガナイザーのポケットを使えということかな。
機能的には本当によく考えられたリュックだ。
色は正直迷った。黒が無難だが、やや面白みも個性もない。赤が少し入っているのが好きだが、赤が多いモデルはちょっと使うシーンを選ぶ(レフュジオがそうだった)。レディス用(25L)にも面白いカラーリングのモデルがあったのだが、やっぱり背長や容量を考えると、男性用の方が使いやすそうなので、候補からは外した。
コスミックブルー(CB)、スプルースグリーン(SG)も悪くはなかったが、結局海外仕様の黄/アスファルトグレーモデル(Yellow/Asphalt Grey)を選んだ。やっぱり単黒よりもアクセントがきいていていいよね。
ちなみにアクセサリー的に赤のカラビナをデイジーチェーンに、昔プロトレックの販促品でもらったリュック型の小物入れをハーネスに付けて見ました。バンジーコードを同じように黄色に替えて。一応シンメトリーにしたくて。
どうでしょうか?
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