禅 心をかたちに展
今日は朝から上野の国立博物館に「禅 心をかたちに」展を見に行ってきた。春に京都で行われた展覧会だ。
なかなか盛りだくさんで面白い展覧会だったが、見るのも疲れる展覧会だった。
びっくりしたのは、人の多さ。朝一に行ったのに100人以上の列。このタイプの展覧会で、こんなに列ができるとは、、、
特にはじめは、頂相や書物、書状ばかりで、解説を読んでいたら、結構長いし、わかりにくいものも多い。予想通り、少し進んでいくと、余裕をもって見れるくらいになってきた。正直、普通の展覧会より、時間もかかったし、何より見る(読む)のが疲れた。
章立てとしても、
第1章 禅宗の成立
第2章 臨済禅の導入と展開
第3章 戦国武将と近世の高僧
第4章 禅の仏たち
第5章 禅文化の広がり
と、達磨から六祖に始まり、臨済義玄、臨済・黄檗十五派の開祖や本山、禅と関連の深い戦国武将や高僧、禅の仏像、禅寺院の障壁画や襖絵まで。3時間くらい博物館内にいたんじゃないかなぁ。。。いやほんと疲れた。
きまま仙人は、禅にはそれほど詳しくないので、禅に関してもなかなか面白かったけど、印象に残るのは、直接は禅と関係なくても楽しめるもの。
例えば、教科書で見た信長や秀吉の肖像画。長谷川等伯、狩野探幽、若冲、池大雅らの障壁画、襖絵、などなど。
パンフレットには、国宝22件、重文102件とある。展示替えがあるので、そんなにはなかったはずだが、見ごたえのある展覧会だったのは確かだ。
もう少し勉強して、基礎知識を持って来た方が楽しめるだろうな。
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