« メガネ衝動買い? | トップページ | 一週延期 »

2016年7月27日 (水)

クライシスF 井谷昌喜著(感想)

日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作ということで、興味を持って購入。なかなか面白くて一気に読んだが、終盤やや尻つぼみ、いや強引だったかな。

1621_crisisf

 

引き算できない病?ともいうべき奇妙な事故、事例が多数同時発生。元同僚女性カメラマンの海外での死。サウジの飛行機乗っ取り事件から全員死亡の事故になるなど、展開もスケール感あり、スリリングさあり、序盤は本当に引き込まれていった。

主人公の窓際新聞記者自見弥一や、チームを組むことになる真崎や疋田のキャラもいい。話の広がりとしては、とてもいい感じ。遺伝子組替食品や途上国との格差問題など、取り上げられているテーマもいい。

一方で、後半はかなり不満。まず犯人側の動機やその行動に違和感が残る。ソ連が出てくるとは、、、
それにしても、あそこまで大掛かりなテロを計画するには、隠したいことがあれ?

かなり都合のいい展開も多い。犯人側の諦めがよすぎるようにも見える。自見が直接狙われなかったのもどうして?っていう感じ。

納得感のある結末をちゃんと作ってこそ、いい作品だと思う。広げるだけ広げて、結末が少しお粗末な感じはあ残る。

とはいえ、まぁハッピーエンドだし、映像向きなストーリでもあるので、映画かドラマにしたら面白い作品になるような気がするな。ノビコフは健在だし、続編もあり?

 

|

« メガネ衝動買い? | トップページ | 一週延期 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: クライシスF 井谷昌喜著(感想):

« メガネ衝動買い? | トップページ | 一週延期 »