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2016年6月 1日 (水)

シャクナゲ、岩稜歩きと展望のロングコース 小川山・金峰山周回縦走(5月21日山行記録(1))

5月21日(土)の廻り目平から小川山、金峰山と周回するタフなロングコース山行の山行記録です。いつものようにコースとコースタイムの再掲から。

廻目平(金峰山荘)5:10-唐沢ノ滝分岐6:11-7:43小川山7:58-八丁平9:30-大日岩10:18-砂払ノ頭10:56-金峰山小屋分岐11:14-11:41金峰山12:15-金峰山小屋12:32-最終水場13:29-砂防堤13:52-14:48廻目平

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5月23日の速報でも書いたが、小川山は三百名山にも入っておらず(でも山梨百名山)、一般的には知名度は低い。が、奥秩父に馴染みのある山屋なら必ず目にしたことのある堂々たる主要峰のひとつだ。登山口の廻り目平周辺は岩峰が多く、ロッククライミングの適地であり、むしろそちらでの方が有名かもしれない。

きまま仙人も、機会を作って一度この小川山に登ってみたいと思っていた。ただ廻り目平からの往復では、ちょっと物足りない気もしたので、八丁平、大日岩を経由して金峰山へと大周回の計画とした。コースタイムは11時間20分、日帰りではけっこうタフなロングコースだ。暑い時期には厳しいと思い、5月雪解け後の山行となった。(今年は雪が早くなくなっていたようで、それでも暑かった。)

前日、順調に車で廻り目平まで移動。空には、東京では見えなかったきれいな星がまたたく。予報通り、明日は好天になりそうだ。期待を胸に眠りにつく。。。

○5月21日(土)晴れ

ロングコースなので、いつもより少し早目に起床。準備をして5時10分廻り目平の大駐車場を出発。まだ車の台数は少ない。朝日に赤く色づく岩々が印象的だ。廻り目平に来るのは25年ぶり(2度目)だが、前回を思い出すようなものは見つけられなかった。かなり変わってしまったのかもしれない。テントを張ったはずなのだが。。。

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   まだ車の少ない駐車場と赤く染まる岩峰

金峰山方面の林道を少し行き、5時16分、小川山方面の登山口(カモシカ登山道入り口)から山道に入る。まだキャンプ場エリア内だ。初めは緩やかに白樺を縫うように登っていく。幹に赤いマーキングがされている。新緑もさわやか。斜めから差し込む赤い木漏れ日が印象的。

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   カモシカ登山道登山口    白樺の林を登っていく

徐々に傾斜が急になっていくと、赤紫のミツバツツジが迎えてくれた。本数は多くないが、このところの陽気のせいか、満開で見ごろといってもいい。

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     ミツバツツジも見頃

徐々に険しさが増す。カモシカ登山道は、もっと歩きやすいハイキングコースかと思いきや、普通に登山道だ。少し登ると、見晴らしのいいところがあった。対岸は金峰山に続く稜線だろうか? 朝日岳あたりかも知れない。こちら側の斜面には岩峰群がそそり立っている。

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      迫力ある岩峰群

しばらく行くと、はしごがいくつか出てくる。岩峰を登って下って、、、楽しくもあるが、思っていたよりずっと険しいぞ。身体は軽いが、足(ひざ)がどうも安定しない。特に下りは慎重に岩を越えたり、巻いたりして進む。一ヶ所マークを見失い、あれっ?と思うところがあったが、慎重に探せば迷うようなところはない。

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  4つくらい梯子がある、固定されているので問題はない

と、ありましたありました! アズマシャクナゲがきれいに咲いていました。これからの季節、奥秩父の楽しみのひとつですね。しかも両側に結構たくさん。このあたりだけでしたが、まずまず見頃といってもいいくらい。咲いたばかりなのか、花弁のきれいな花が多くて感激。結果的に、この日たくさん咲いていたのはこの一帯だけ。この周回コースにして正解。

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   アズマシャクナゲが本当にきれいだ

コースタイム通り、約1時間歩いた6時11分、唐沢ノ滝分岐着。ここから周回のカモシカ登山道と分かれて小川山に向かう。今回ゼリー食を持参するのを忘れたので、ここで小さなアンパンをひとつ口に入れておく。今日はロングコースだけにエネルギー補給はこまめに。

分岐から10分もしないで、「展」とペンキで書かれた岩峰に出た。どうも「展望台」という字が消えてしまっているようだ。せっかくなのでザックを下ろして登ってみる。意外にもなかなかスリリングな岩峰だ。足がすくんで上部で立ち上がることができない。誰も見ていないし、這いつくばって移動。最上部にはタッチしたのみ。それでも展望台というだけあって、展望はすばらしい。南に金峰山、西奥のピークが小川山なのだろう?

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    展望台?       上部はなかなかスリリング

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   中央右、奥のピークが小川山?

ここから先には危険個所というのはほとんどない。ただ樹林帯で展望がきかず、距離も長い。枝が出っ張っていたり、たまに倒木をまたいだりと、整備はされているものの、百名山クラスの登山道と比べると、さすがに野趣あふれる感じ。特にシャクナゲのトンネル(花はない)がいくつもあるのだが、ザックに刺したストックが枝に引っかかって歩きにくかった。エアリアのコースタイムで、分岐から小川山山頂まで2時間40分。その間、目安となるポイントが無いので、GPSの標高を見ながら黙々と登る。

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   背の高いシャクナゲのトンネル

登りはひと息つける緩やかなところもあるが、全体的には急登。ぐんぐん高度を上げていく。手を使うようなところはほとんどないが、足の筋力は使う。今日一日持つだろうかと少し不安に。意図的に速くなりすぎないようにマイペースを意識。花はまったくといっていいくらい何もない。静かな森を登っていく感じだ。

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    展望が開けたところからの金峰山

GPSの標高表示は快調に上がっていく。2100、2200、2300、、、まだ分岐から1時間ほどなのに標高的には山頂(2418m)に近づいてくる? 偽ピークのようなものがあって一旦下るのかな?と思っていたら突然分岐に出た? えっ?

左は金峰山とある。エアリアを見る限り八丁平へ向かう南尾根のルートは小川山の山頂から分岐しているように見える。山頂をバイパスするルートがあるのかな?

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  山頂付近は少しなだらかに  金峰山方面、南尾根の分岐

分岐を右にとり少し登ると、7時43分、あっけなく小川山山頂に出た。分岐からだと、コースタイムの約半分で登ったことになる。たしかにいいペースではあったが、そんなにぶっ飛ばしたわけでもないのに。。。

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    小川山山頂、展望はない

山頂はシャクナゲなどの樹林に囲まれていて展望はない。展望があれば、もっと人気の山になっていたのかも。まずはザックを下ろして小休止。パンでエネルギーを補給。そういえば、軽アイゼンは入れてきたが、ここまで残雪は一切なかった。

山頂には山梨百名山と書かれた標識と三角点がある。西尾根側へも登山道らしき踏み跡があったが、南尾根へのルートはない。そうか先ほどの分岐は、八丁平への正しいルートだったんだ。

早く着いたことで、気持ち的には少し余裕ができたが、まだまだ先は長い。15分ほど休憩して、山頂を後にした。分岐まで戻り、いよいよ金峰山方面へ南尾根を進む。

今日はここまで。

 

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