若冲展、すごい人でしたがよかったです!
本当は、平日休みを取って行きたいと思っていた。が、日程を考えると、行けないリスクもある。もうひとつ、作品の入れ替えがあることがわかり、「百犬図」が今日までだと。混んでいて見れないようなら、もう一度行こうと思って、今日行くことに。
で、1時間は前に行こうと思って、8時20分頃(9時半開場)に美術館に到着。と、既に長蛇の列。参った。もう20~30分早く来るべきだったか。開場前には末端がどこかわからないくらい。ちなみに美術館を出たのは12時過ぎ。そのころにも同じくらい
それでも人の割にはじっくりちゃんと見れました。時間はかかりましたが。今回目玉はやはり「釈迦三尊像」と「動植綵絵」でしょうが、若冲の主要な作品のほとんどが集められています。岡田美術館や細見美術館、プライスコレクションの主要作品も来ていましたし、特にプライスコレクションの桝目書きの「鳥獣花木図屏風」も見たいと思っていた一品です。「乗興舟」を全て展示されているのも初めて見ました。「百犬図」も「動植綵絵」に次ぐ作品として見たかった作品です。
もちろん既に何度か見たことのある作品もありましたが、よくこれだけ集めたなぁと思います。「もしゆっくり見られたら、この入場料は安すぎる。
「動植綵絵」は圧巻でした。修復はされているのでしょうが、最近書かれたような鮮やかな色に本当に緻密な描写。大胆かつ複雑な構図、配置。奇想でもありユーモラスでもある生き物たち。大きな作品が30枚(+釈迦三尊像3枚)も並んでいると、それだけでもう圧巻です。
特に鳳凰や白鶏、鶴などの黄土と胡粉で書かれた白い鳥たちは、透明感あり、光沢や輝きもあり、声が出るほど美しいと思います。いや~ほんと素晴らしい。
既に若冲の本(図録のようなもの)は持っていますが、今回は迷わず図録(3,000円)も買いました。ゆっくり解説も読んでみたいと思います。
若冲としては、2000年の京都国立博物館の若冲展、(あと2006年のプライスコレクション展、2007年の相国寺での釈迦三尊像と動植綵絵揃い踏みもインパクトありましたが、)を凌ぐ、歴史的な展覧会じゃないかな。平日休みが取れたら、もう一度行ってもいいかも。
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