エヴェレスト 神々の山嶺

東京も桜が開花。春ですねぇ。

さて、今日は久しぶりに劇場で映画を見た。最近は機内で見てそこそこ満足してしまい、わざわざ映画館に足を運ばないことが増えている。先週のバンコク出張の時もスターウォーズや００７を見たし。

そんな中、ぜひ劇場で見たかったのが、この「エヴェレスト　神々の山嶺」だ。実際にエベレストでロケした映像はさすがだった。でも小説の方がずっとよかったなぁ。

小説は、夢枕獏さんの「神々の山嶺」。ブログには１２年の２月に感想をアップしているので、４年前に読んだ本だ。分厚い本だったが、一気に読んだことを思い出す。ストーリーは原作の面白さどおり。

またよかったのは岡田准一。いい俳優になりましたね。もはやアイドルではない。カトマンズも一度行ってみたいなぁ。。。

映画は時間的制約があるせいだろうか？　面白かったし、映像は素晴らしいものも多かったが、特に後半不自然に感じるところが多かったのが残念。

特に深町（岡田准一）が、羽生の挑戦の後もう一度山に向かう理由や登山方法（単独無酸素？）が伝わらず、すごく違和感があった。それに肝心の登山シーンは、エベレストらしさがあんまり伝わってこない。小説の方がはるかにリアリティを感じた気がする。

期待が大きかっただけに、満足と不満が半々だったかな。