低山ながら歩きごたえのある岩場や急登、蕨山・有間山(3月5日山行記録(2))
まずは来た道を蕨山まで戻る。橋小屋ノ頭から林道までの急な下りは慎重に。ここは雪が残っていなかったので、危険というほどではないですが、少し疲れてきているので、要注意。
橋小屋ノ頭からの下り、下が見えないほど急
タタラノ頭で休憩したので、林道の東屋はスルー。登り返したあたりでご夫婦らしき2人ずれとすれ違う。蕨山最高地点、分岐と過ぎると10時10分、標識のある蕨山山頂(展望台)に到着。けっこう頑張って歩きました。なかなかいいペースです。
ベンチもあるので、しばし休憩。誰か登ってくるかと思いきや、きまま仙人のいた間、誰も登ってはこなかった。山頂独り占め状態。そんなに人の来ない山ではないはずなのに。。。
山頂には榛名山方面の展望図もあった。が、残念! 今日はガスって何も見えない。まぁ覚悟はしてましたが。
蕨山山頂、右奥は有間山?
展望図もありました、榛名山とか見えるの?
ここからは基本なだらかな下りの尾根道だ。とはいえ、そんなに楽なわけでもない。コース的には悪くないのだが、展望も花もないので、楽しみは少ない。それでもこんな時期でも自然の中を歩くのは楽しい。何といっても暑すぎないのがいい。
10時44分、藤棚山(920m)を快調に行く。右手下には林道が近い。11時7分、大ヨケノ頭というピークを越える。いずれも樹林と霞で展望はない。途中林道を横切り、再び山道へ。陽射しが出ると、木漏れ日がいい感じだが、むしろ暑いくらいだ。
林道がすぐ真下に
川苔山方面
木漏れ日のなだらかな尾根を下る
11時30分、中登坂という落合方面への分岐を過ぎ、11時50分金毘羅神社跡に到着。けっこういいペースだった。地図を確認して、オプションとして考えていた鳥居観音側に下山することにする。理由は、さわらびの湯は通過する(バスルートから少し入っているため)便があり、名郷に戻るのバスの本数が多いためだ。
金毘羅神社奥宮跡
金毘羅神社跡からは落ち葉で滑りやすい急な下りが少しあったが、ストックを使って慎重に下る。眼下に白い大きな像のようなものが、、、あれが鳥居観音か。大きくてびっくり。
青空に真っ白な鳥居観音
塔のような建物が近づいてき、12時5分鳥居観音境内内の登山口に出た。ふぅ~、いい山歩きでした。考えてみると山中で会ったのは、3人だけ。まれにみる少なさだったなぁ。逆コースを歩く人が少ないうえに、スタートが少し早かったからかな。おかげで本当に静かな山旅でした。
金毘羅神社後からは意外に急坂 鳥居観音側の登山口
ストックを畳み、水分補給して運慶橋のバス停に向かう。観音像の近くまで見に行こうかとも思ったが、温泉の方が魅力的だった。春ですねぇ、途中きれいに梅が咲いていました。
12時23分、運慶橋バス停到着。まずはバスの時刻を確認。えっ!27分、ということは4分後だ。何とタイミングのいいこと。これも鳥居観音側に下ったからこそ。
バスは定刻どおりに空で来ました。お客さんはきまま仙人だけ。申し訳ないくらい。
さて、ここからは余談になりますが、名郷に戻って驚いたのが鳥の糞。このことは7日のブログで書きました。トイレでペットボトルに水を入れ、鳥の糞掃除。いや~参りました。でもこのおかげで、名郷のおばぁさんと立ち話し、手作りの梅干しをいただくことになるなんて。。。何事も悪いことばかりじゃないですね。
梅干しをこんなに、、、
車を簡単にきれいにした後は、さわらびの湯(800円、駐車場でワイパーに割引券が挟んであったので100円引き)でさっぱり。温泉は結構多くの人がいましたし、ザックを背負ってくる人も結構いました。(有間山には行かず、)きまま仙人のうしろを歩いてきた人たちでしょうか? あるいは棒ノ折山に登った人たちでしょうか?
暖かい一日で、残雪が少しあったとはいえ完全に春山登山でした。距離も15キロ強ありましたし、累積では1,300m以上も登っています。岩場や急登もあり、低山とはいえ、十分充実の山歩きになりました。
おしまい。
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