フェルメール見てきました
今年ひとつ目の展覧会鑑賞。日本初公開のフェルメールが来ているので、やっぱり見ておかないと。。。
足のケガでジョグはやめておいたし、早々に見にいってきた。今週が開催されて初の週末だだったからか、思っていたよりもゆっくり見ることができた。
展覧会の正式名称は、「フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展」。とはいえフェルメールもレンブラントも1点ずつ。他に”レンブラント帰属”というわかりにくいものが1点あるだけの、詐欺のようなタイトルの展覧会ではある。まぁわかって足を運んだので、その点については文句があるわけではないのだが。
”巨匠たち”といわれても、きまま仙人にとってはよく知らない、あるいは名前程度しか知らない作家がほとんど。でも来ている作品は非常によかった。目で見るよりもコントラストの強調された、ドラマチックな光や影の演出。非常に細かな描写、金属やガラスなどの素材感、奥行きのある構図、、、どれも素晴らしい。
16、17世紀の作品というと、琳派ができた光悦や宗達が活躍したころ。どちらも素晴らしいが、日本美術との違いも面白い。
最後に森アーツセンターギャラリーへの苦言をふたつ。(美術展にはよく置いてある)アンケート用紙を探したが、見つからなかったのでここで書かせてもらう。
まずひとつ目は、オンラインチケットを購入していたのにもかかわらず、チケットカウンターに並ばないと入れない点。オンラインチケットを買っておく意味が半減。しかも、カウンターが思いのほか時間がかかる。正直システムに改善の余地ありだと思う。
もう1点は、作品リストをおいていない点。ネットにはPDFでアップされているようだが、会場に神のものが置かれていないのだ。このクラスの展覧会では最近初めてだ。たしかにリストを見ながら絵を見ることはほとんどない。が、最近図録をほとんど買わないので、印象に残ったものにチェックを付けたり、ちょっとしたメモをつけるのに使いたいのだ。たまに制作年や所蔵美術館を確認したりもするが。事前にプリントアウトして持って来いというのはどうも。。。
あとロッカー(かクローク)くらいは用意しておいてほしいが、見当たらなかったような。スペース的に厳しいのかなぁ。。。
森美術館は久しぶりだったが、美術館としてはガッカリだったなぁ。スタッフは丁寧でけっして悪いわけではないのだが。。。
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