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2015年12月10日 (木)

南アルプス最南端、苔むす静かな森を越えていくロングコース、池口岳(9月21日山行記録(1))

今回はシルバーウィークふたつめ、池口岳山行(9月21日)について書こう。今更ですが、3ヶ月近くも前の山行です。

まずいつものように、コースとコースタイムを再掲しておく。
池口岳登山口5:48-面切平6:41-黒薙の頭7:55-ザラ薙平手前ピーク(標識)9:01-主稜線ジャンクション10:26-10:42池口岳11:02-ジャンクション11:15-ザラ薙平手前ピーク12:33-黒薙の頭13:25-14:48登山口

Ikeguchidake_map

 

どこの山小屋だったか、同泊者が池口岳をいい山だと教えてくれていたので、いつかは登りたいと思っていた。できれば光岳から縦走したかったのだが、今から光岳小屋の予約は無理だろうし、両方ともアクセスが不便、コースタイムからだとテント持参?という気もしたので、安易に登山口からの往復を選択。(ただ途中すれ違った縦走者から聞いた情報では、計画次第ではテントでなくても十分可能そうではある。)

池口岳はエアリアのコースタイムで10時間20分。登山口との単純標高差は1,300m強だが、いくつかのピークを越え、登り返しが多いのでかなりタフなコースだ。正直今年の体調では不安がなかったわけではない。だから今回の優先度としても3番目にしていたくらいだ。

最後の林道は、ガタガタで夜間通行は少々気を使ったが、問題なく登山口到着。路肩なども含めて、10台程度は駐車可能。さらに100mほど奥に入った避難小屋の集権も駐車可能。

○9月21日(月)曇り時々晴れ、山頂部はガス

朝、目が覚めたが、まだ薄暗いのでうとうと。そんな中、一台のSUV車が到着。きまま仙人も準備をはじめたが、、、、あれっ?朝食のつもりだったおにぎりがない! コンビニで買った後、出発する前に車内に持ち込んだトートバックにいれたはずなのに。。。結局、あきらめてバナナなどを代わりに。

早朝着いた(おそらく)単独の男性と思われる方が、まだ薄暗い中出発。きまま仙人はそれからおくれること約30分、5時48分登山口をスタート。登山口には、ネットで見慣れた手書きの案内図が。親しみを持てる。

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     登山口にある手書き?の案内板

ここには登山届を出すところがない。実は林道のかなり下、民家のあるあたりにあった。車を停めるスペースもないところで、なぜここに付けないのか大いに疑問。

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  案内板の道の反対側から登る  上がったところに標識が

登山口から数メートルが急だったので驚いたが、すぐになだらかに。標高が1,000mを越えているせいか、昨日よりもさわやかさが感じられる。緩やかにゆっくり登り始める。今日も快晴というわけでは無いようだ。

樹林の中をゆっくり登っていく。少し急になるが、急登というほどではない。快調に進み、40分ほど歩いたあたりで再びなだらかに。このあたりが面切平かと思ったが標識がなかなか出てこない。再び少し登ったり、、、登り始めて53分(エアリアのコースタイムで50分)やっと面切平の標識に到着。自分では結構いいペースで歩いてきたつもりだったので、エアリアのコースタイムが厳しい値なのにやや不安を覚える。ひと息入れて、先へ。

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   ガスの中、緩やかに登っていく

登山道は落ち葉の腐葉土のようなところが多く歩きやすい。ぼーっとしていると見過ごすこともあるが、きっちり探しながら歩けば赤いテープが必ず見つかる。そういう意味では不安のないコースだった。(特に赤メタと銀の裏表のテープがわかりやすかった。)

面切平を越えると再びガンガン登る。汗びっしょりになったが、思った以上に快調だった。登りつめたあたりは笹が広がり稜線に出た感じ。このあたりが1,561mピークのはずなのだが、これまた(ネットで見ていた)標識が見つからない。テープはちゃんと追っているし、地形も地図通りなのだが、少し不安になる。GPSの標高は1,600mをどんどん越えていくし。。。

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   緩やかな起伏の尾根を行く    笹原が広がる

これは見過ごしたに違いないと思い、先へ進む。南側からの尾根と合流し、なだらかな痩せ尾根を行く。根っこが濡れて滑りやすい所はあるが、木々があるので痩せ尾根でも不安はない。小さな起伏を越えていく。変化があってむしろ面白いくらい。

1時間ほど登ると右側が大きく崩落したところに出る。黒薙だろう。危ないとは思わなかったが、オーバーハングしているようなところもあり、結構スリリング。慎重に通過する。初めに緊張したところだ。ほどなく7時55分、黒薙の頭着。本来ならこのあたりから池口岳の双耳峰が見えるはずなのだが、この日はガスの中。

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   黒薙の崩落地、なかなかスリリングな登山道

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  ハングしているかのようなところも、池口岳はガスの中

気持ち的に安心できる場所で休憩したかったので、休憩せずに少し下る。この下りが滑りやすくて怖かった。下ったところ、少しフラットになったあたりでザックを下ろして小休止。

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  黒薙からの急な下り   地面が崩落して根がこんな風に?

と、朝簡易トイレで出していたにもかかわらず、急に、、、、登山道を少し外れて大キジ。人が来れば丸見えの場所だったが、まぁ人も来ないだろう。ともかくすっきり!

痩せ尾根と小ピークをいくつか越えて進む。このあたりから苔が素晴らしかった。ややガスがかかったところもいい感じ。

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   痩せ尾根を行く      ガスに陽が差し込む

いろんなキノコが秋らしい。見つけたキノコを少しだけ紹介。(真ん中は苔)

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距離は長いが、変化もあり、息をつけるようななだらかなところがあるのでいい。8時42分、登りきったところに利検沢の頭という標識が。地図で確認するも、きまま仙人の古い地図にはない。

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  地図にない利検沢の頭   シダの茂る登山道

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    苔の登山道がいい感じ

再び登りとなる。9時1分、登り切った小ピークに前後の行先を示す標識があった(帰宅後確認したところ1,971mピークではないかと)。手書きでテント場と書いてあるが、テント場???という感じがした。

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       1971mピーク?

少し行くと再び崩落地に。ザラ薙だろう。こちらもスリリングではあったが、ザラ薙の方が登山道が内側に付けられていたので、怖いと思うようなところはなかった。

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   池口岳山頂はガスの中

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       ザラ薙の迫力ある崩落地

ザラ薙を越えて少しくだった平らなところに黄色いテントを発見。このあたりがテント場かな? エアリアのコースタイムはここからジャンクションまでまだ2時間。いや~やっぱり遠い。

今日はここまで、後編に続く、、、

 

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