晩秋の陽だまり低山ハイク、鋸山山行記録速報
鋸山についてちょっと紹介しておこう。良質の石材(房州石)の産地として江戸時代から採石が行われた山。稜線がギザギザなことから鋸山といわれるが、乾坤山(けんこんざん)という名もある。谷文晁が日本名山図会において日本80の名山に選んだが、現在は山頂付近は日本寺という観光地であり、ロープウェイで簡単に山頂部まで行ける。(本当の山頂は少々の山歩きが必要) 海に近く、低山ながら展望はいい。
多くのルートがあるようだが、きまま仙人は「関東ふれあいの道 東京湾を望む道」から登り、日本寺をぶらっと一周したのち石切場跡から鋸山のピークを踏み、林道口から保田駅に下山した。登山(下山)口である林道口から保田駅まで、4.6キロもあるとは知らず、かったるいので舗装部分はかるくジョグで下った。(そのためこの部分のタイムは結構速い。)
前日の雨の影響もあり、やや滑りやすいところや急なところがあったので、思ったよりも歩き甲斐があって楽しかった。とはいえ標高、登りの距離はやっぱり短い。そういう点では、やっぱり気楽に登れる山だ。
紅葉はまだまだ(もともと常緑樹が多い?)だったが、石切場跡や地獄のぞき、大仏なども見ていて面白かったし、早朝は東京湾越しに富士山がきれいに見えていたように、展望もよかった。木々の間から海を見下ろしながら歩くのもいい感じ。
地獄のぞきを下から見上げる
石を切り出した後の石壁
地球が丸く見える展望台からの保田方面
浜金谷駅の陸橋から、中央付近が地獄のぞき、左奥が鋸山山頂
高山に行くのに気合の必要な冬の間に、のーんびり陽だまりハイクをするのにいい山だと思う。
詳細な記録も頑張って書きます。他の山も。。。
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