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2015年11月30日 (月)

東福寺 方丈庭園、龍吟庵(重森三玲の庭)

昨日の最終便で関空から自宅に無事帰還。そのあとシャワーや後片付けやらで、結構遅くまで寝られなかった。結果、朝がつらい、のどが痛い。。。朝、こんなにぐったりなのは久しぶりだ。

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         龍吟庵、龍の庭(西庭)

 

ss週末、目いっぱい遊んだのだから、云うことはないのだが、歳かなぁ。。。

で、今日は少しだけ土曜日の東福寺について、備忘録として書いておきたい。

今回の東福寺訪問の目的は、美の巨人たちだったか、日曜美術館だったか忘れたが、TVで紹介されていた重森三玲の庭を見るため。龍吟庵(りょうぎんあん)の一般公開中だったことから往きの機内で決めた。ちなみに重森三玲は昭和初期の著名な作庭家。

土曜日は、方丈庭園、八相の庭(400円)からブログアップしたが、東西南北に4面に三玲作の庭があり、南面の庭に座っての~んびりするのもいい。通天橋の人の多さからすると、普通に鑑賞できた。

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       方丈庭園、南庭

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       西庭、井田市松

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         北庭、小市松

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        東庭、北斗七星

続いて、普段は見られない龍吟庵(500円)。東福寺塔頭の第一位とのことで、現存する最古の方丈建築(国宝)をはじめ、多くの文化財がある。

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       特別公開、龍吟庵

南庭(無の庭)、西庭(龍門の庭)、東庭(不離の庭)いずれも三玲の作。きまま仙人のような庭園にかんしては素人な人には、やはり龍門の庭がわかりやすい。

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    南庭、無の庭  簡素な白砂敷
    奥の竹垣は龍の庭に続く稲妻

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    西庭、龍の庭  黒雲と海から
     渦を巻いた龍が昇天する姿

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      東庭、不離の庭 赤砂が印象的
  故事にもとづいて作庭、奥の竹垣は山の図

八相の庭、龍吟庵と見て回って、やはり昭和(生まれは明治)の人の作品だと思う。東福寺という由緒ある古刹にありながら、(お寺に比べると)モダンな感じがして、それがとてもマッチしている。もうひとつ、やはりセンスがいいなぁ~と思う。たとえば、八相の庭の南庭の市松模様の密から疎になっていく感じや、周辺の木々とのバランスがいい。竹垣に稲妻や山形をさらりと入れてあるようなところも遊び心を感じる。

本当は、光明院の(これも三玲作の)庭も見に行きたかったのだが、時間に余裕がなかったのと、少々疲れもあったので、急いで回るだけの観光はパスして、龍吟庵でゆっくりした。まぁまた行く機会もあるだろう。

 

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