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2015年11月16日 (月)

ソフトシェル(ミレーウィンドストッパージャケット)

先日の好日山荘のビッグバーゲンで、ミレー(MILLET)のソフトシェル(W3 PRO WDS JKT W3 プロウィンドストッパージャケット)というのを買い、3日の鋸山ハイクで使ってみた。まだ1日使っただけだが、初めて使ったソフトシェルの使用感を少し書いておきたい。

Millet_w3_pro_cervena

 

きまま仙人は汗かきなので、秋冬でもけっこう汗びっしょりになる。ダウンやフリースは、歩行時のウェア、特にミドルウェアとしては好きではない。 で、昔から好んで毛100%の山シャツを愛用してきた。ちなみに最近毛100%の山シャツはお店になかなか置いていない。耐久性などの観点からか、保温性は落ちるが、山シャツはポリエステル系が主流だ。

で、毛100%の山シャツがよれよれになっていたので、いいものがあったら購入しようと思っていた。
先日のバーゲンではサイズ的に合う毛100%の物もあったのだが、それほど安くない上に柄が今ひとつ気に入らない。で、代わりにソフトシェルというものを試しに買ってみたというわけ。

今回購入したミレーのソフトシェルは、ゴアのウィンドストッパーという素材で、防風性、透湿性、耐摩耗性、撥水性に優れるとある。(ただし雨中で耐える防水性はない) しかもハードシェルに比べて着心地がいいということだ。念のため書いておくが、ウィンドストッパーは通常のゴアテックスとはまったく別素材と考えておいた方がいい。

Img_4876aImg_4877a

ソフトシェルは、秋冬の無積雪期や春~GWなどの残雪期は、毛100%の山シャツよりもいいかもしれない。今回は、メリノウールのインナーに直接このソフトシェルを着用。ちょっと暑いくらいだったが、着心地は思ったよりもよかった。たしかにハードシェルよりは動きやすいし、蒸れにくいようだ。毛100%の山シャツはザックで擦れる部分とか、すぐによれよれになるし、洗濯に気を遣う(だからほとんどクリーニングに出してしまう)。ただ慣れもあり、個人的には通常時の着心地は毛100%山シャツの方がいいかな?

いいと思ったのは、まず朝露などはきれいにはじいてくれるので、濡れた草木をまったく気にせず歩ける点。また、風に対してはウィンドブレーカーを重ね着する必要がない。特に稜線歩きなどには向いていそうだ。さらに保温性がすごくいい。寒いくらいの朝や高山など、雨具やハードシェルを着ていたのが、雨や雪が降っていなければ、ソフトシェルのままで十分行動できそうだ。

逆に今回のような低山で天気がいいと、少し暑いかな? 

海外ではもっと普及しているようだが、日本ではまだまだそんなに多く見ない気がする。今後どうなっていくのだろうか? きまま仙人は暑い間はダメだが、涼しくなってからの季節や残雪期は大いにありだと思う。秋冬にどのくらい山に行くかによるが、きまま仙人の場合は、それほどは登場回数は多くないかも。そう考えると今回はバーゲン価格だったが、値段的には少々高いかなぁ。

あと迷うのがサイズ。日本のLサイズ(欧Mサイズ)は中に何を着るかだが、少々きつかった。でXL(欧Lサイズ)を購入。身体周りも心持ち余裕があるが、袖がやや長いのが気になる。とはいえ、やはりこのサイズでよかったかな。

Img_4875a

まぁもう少し使ってみてから、またコメントしたい。

 

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