高層湿原が楽しい花の名山、森吉山(8月2日山行記録(2))
展望もないので、長居せずに10時29分下山開始。少し下るとガス帯から抜け、前岳から続く稜線や、さらには一ノ腰まで見渡すことができた。歩いてきたコースがわかるのは、いい眺めだ。
右のピークが一ノ腰、左側に森吉神社
少しだけコースが見えた、稚児平に下る
森吉山山頂は依然ガスの中
ニッコウキスゲがきれい
ゆっくり景色や花を見ながら歩く。稚児平、避難小屋と戻り、ゴンドラの分岐を分けると、再び静かな山旅に戻る。
前岳付近からの一ノ腰 やっぱり森吉山はガスの中
11時12分、前岳着。森吉神社にお参りする。奇妙な形の岩(岩柱)が面白い。ベンチがあったので、ここでも小休止して水&パン。
森吉神社 奇妙な石柱と歌碑
往復コースだと距離感がわかっているので安心。さすがに下山は快調。しばらく行くとお母さんと中学校くらい?の娘さんらしい親子とすれ違う。2人も今日初めて会った登山者だったようで、しばし立ち話。きまま仙人の車以外にもう一台停まっていたようだが、人の多い区間ですれ違っていたのかな。でもきまま仙人だけではなかったことに、何となく安心しました。
正面に一ノ腰
バイケイソウ ツリガネニンジン モミジカラマツ
クルマユリ イワイチョウ オオシラビソ
11時33分、雲嶺峠から一ノ腰への登り。急ではあるが一気に登り、10分もかからず11時40分、一ノ腰到着。こじんまりとしたピークにはベンチと標識がちゃんとあった。やっぱり登りの時は、迂回コースを通ったのだ。最後の展望を楽しもうと思ったが、森吉山の山頂はおろか、前よりも少し見通しが悪くなったよう。少し名残惜しかったが、下山へ。ここからは一旦樹林帯に入り、展望はあまりなくなる。
一ノ腰山頂
少し滑りやすそうな岩があるが、気にするほどではない。快調に高度を下げていく。どこで登りに使ったコースと合流するのかと思いきや、なかなか合流しない。10分ほど下ったところで、標識のある分岐にでた。登りの時に通った記憶がない。標識によると松倉方面とあるので、この先で合流するのだろうか?
スキー場跡に出てもいいと思うのに、そこからも細い樹林帯の道を下っていく。GPS(Garmin ForeAthlete920XTJ)のマップ機能が役に立った。地図は出ないが、今日通った軌跡が図で見れるので、登ってきたコースの東側を降りていることがわかる。まぁ道は間違っていないのは確かだ。
まだかなまだかなと思っていたら、やっとスキー場跡に(横から)合流。見ると、確かに赤いテープこそあったが、ここはまっすぐ行ってしまってもしかたないなぁ。。。大きなロスや間違いにつながらなくてラッキーだった。
登りに間違えた分岐、一ノ腰は左
実際に登ったのは右
ここからは、暑い陽射しの中、スキー場跡をがしがし下る。気のせいか、朝よりも花が多く咲いているような。黄色や紫色の花がきれいだ。ただ陽射しに加え、標高が下がってきてとにかく暑い。
リュウキンカ ギボウシ コウゾリナ?
快調に下ると正面にゴンドラ乗り場の駐車場らしきものが見えてきた。えっ? ちょっと下りすぎ? GPSのマップ機能で見てみると、登ってきたルートからずれ始めている。たしかにスキー場跡に出たあたりも、赤いテープだけでちょっとわかりにくかったから、帰りに注意しなければと思っていたんだった。。。迷わずUターンして登り返す。左側にこめつが山荘へ戻る林間ルートがあるはずなので、そちらを注視しながら、、、、登りはさらに暑い。さらに汗が噴き出す。
ずっと下に駐車場、ここまで降りると晴れ
見ていると、ルートらしきものがありそうだったので、ちょっと草木をかきわけて無事正しいルートに合流。ほどなく12時32分、こめつが山荘に戻った。ふぅ~
夜は(朝も)気が付かなかったが、たしかに少し下を覗くと駐車場があり、車が2台停まっていた。2日続けて夜登山口に着いた時には駐車場を見逃していたことになる。ちょっと反省。
温泉は、山奥の一軒家の秘湯、杣温泉(日帰り入浴400円)へ。1717年に発見されたという古ーい秘湯です。お湯は無色でしたが、硫黄臭があり、いかにも温泉といういいお湯でした。内風呂と少し離れて(きまま仙人は一応服を着て移動、その後タオル一丁で移動しているおじさんもいました。)混浴の露天風呂があります。きまま仙人が露天に入った時は、貸し切り状態。本当にいい露天風呂なんですが、、、虫が多くて煩わしく、早々に内風呂に逃げ帰ってしまいました。残念。
一軒家の秘湯、杣温泉
もうひとつ、岩木に移動中比内で夕食。せっかくなので地鶏を食べようと比内地鶏のすき焼きコースを注文。美味しかったです。肉も美味しかったのですが、地鶏の玉子が濃厚でほんと美味しかったです。車なのでビールが飲めなかったのが残念。
満腹になって、大満足で岩木に向かいました。
岩木山山行記録につづく。
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