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2015年9月29日 (火)

奥多摩三大急登稲村尾根から石尾根、達成感のあるハード&ロングなトレーニング山行(9月5日山行記録(2))

鷹ノ巣山・稲村尾根山行記録の後半

奥多摩駅6:27=(バス)=東日原6:55-登山口7:03-7:58稲村岩8:10-ヒルメシクイノタワ9:53-10:18鷹ノ巣山10:47-六ッ石山11:56-三ノ木戸分岐12:27-13:56奥多摩駅

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        鷹ノ巣山山頂、12年ぶり

 

今回(も?)GPSの標高表示がやや低めに表示されていたので、山頂はもう少し先だと思っていた。だから着いた時は、ちょっとあっけなくという感じ。ともあれ、稲村尾根を登りきったことに安堵と達成感。でも、、、やはり展望は無く前はガスで真っ白。富士山や南アルプスが見たかったのに。近くの雲取山や大菩薩嶺、三頭山すら確認できなかった。

山頂には2,3組のみ。山頂標識近くに座っていた単独女性(20代?かなり若く見えた)は同じバスに乗っていた人だったので、挨拶して軽く話し始める。展望がないことに二人して残念がる。下山路も同じで石尾根を奥多摩駅までくだるという。女性一人でこのコースに来るというのは、ちゃんと山をやっている娘なのだろう。そうこうしているうちに、3人組、黄シャツの方と到着し、その後も(他ルートも含めて)どんどん人が増えて、一気に賑やかな山頂になっていった。

たまに少しだけガスが晴れることはあったが、それでも見えるのは近くの尾根だけ。風が少し出てきて、汗が冷えるのでウィンドブレーカーを着こむ。暑いかと思っていたが、ストーブを持ってきてコーヒーでも入れてもよかったかなと後悔。それでも持ってきた500mlのオレンジジュースがすーっと胃袋に流れ込む。パンやチョコレートでエネルギー補給。食欲も普通だし、思ったよりも快調に登れたようだ。

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     手前下の尾根が見える程度、展望にはがっかり

待っていても展望は期待できないと思い、単独女性に遅れること約10分、10時47分 山頂を後にして石尾根へ。なだらかな下りで気分的には楽。展望はないが、アザミやマルバダケブキ?か黄色い花が咲いている。歩いたことがあるルートなのだが、あまり覚えていない。前回鷹ノ巣山に登った時は、12年前の3月、まだ残雪があったときだったし。

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   山頂付近から石尾根を見下ろす

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      アザミ          マルバダケブキ?

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    石尾根は気持ちがいい

さすがにメインルート。たまに登って来る人とすれ違うようになってきた。水根への分岐を分け、六ツ石山方面へ。歩きにくいところはほとんどないのだが、徐々に飽きてくる感じ。六ツ石山ってこんなに遠かったかなという感じ。

1時間ほどくだったところで、小学生(低学年?)の男の子をつれたお母さんとすれ違う。奥多摩駅から登ってきたとのこと。奥多摩小屋まで行ってテントを張るつもりだったようだ。時間的に着くのは難しいと考えているようだった。きまま仙人も知っている情報を教えてあげたが、きまま仙人は七ツ石-鷹ノ巣間は歩いたことがないので、たいして参考情報を提供できず。避難小屋もあるし、非常時にテントを張れるところはあるだろうが、問題は水だろうか。どうしたかはわからないが少し気になる。

落ち葉が秋の気配を感じさせてくれるところや、一部急坂の下りもあるが、結構単調。

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   色付きはじめた落ち葉に秋の気配

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    城山の急な下り坂、ここだけは慎重に

11時53分、六ツ石山の分岐に到着。すぐなので迷わず六ツ石山へ。ガシガシ登って11時56分、六ツ石山山頂着。ちょうど棒ノ木尾根を登ってきた方も少し遅れて到着。少しだけ立ち話。

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   六ツ石山山頂、ここも展望なし

六ツ石山も展望はないので、早々に出発。分岐まで戻り、再び石尾根へ。なだらかなところは走りたくなるようなところもある。

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    なだらかな尾根の下り

途中標識のない二股が。直進が正解のようだが、赤いテープは上に登る道についている。迷ったが赤いテープを信じることにした。尾根をたどれば問題はないだろうという判断。おそらく直進がピークの巻き道?

少し行くとピーク手前で前から人が、ひと安心。が、さらに先で再び分岐。ちょっと声を出してすれ違った人に確認。奥多摩は右手だと。。。でも左の道ってどこに通じてるんだろう? ほどなく、登山道は元のルートと合流。やはり初めの分岐で直進でよかったのか。。。

この石尾根縦走路、久しぶりに歩いたが、他にも間違えやすい個所が何か所か。ほとんどは間違えることもないような分岐だが、作業道などもいくつかあるようだ。

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       クヌギかな?

このコース急なところや登り返しが少なく歩きやすい。ただだらだら長い。12時27分、三ノ木戸の分岐。南側のルートは崩落で通行できないようだった。予定通り尾根道を行く。

だんだん足に疲労が出てきた。挫いたりしないように気を付ける。途中、粘土質の滑りやすい道に。気を付けていたのに、、、つるっ! それでも左手を着いただけで尻餅は回避。ただ左の手袋は泥だらけ。

13時23分、林道に出る。ふっ~。でも少し行くと再び山道(近道)へ。

13時37分神社に出た。見ても登山口を示す標識らしきものもない。

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   神社に出たが、標識らしきものはない

さらに下って神社の入口に出たが、そこには羽黒三田神社と登山道を示す標識があった。なぜか横には多賀神社と書かれた祠も。あとはゆっくりと舗装道を駅まで。途中コンビニがあったので、冷たい飲み物を調達。今日は降りてくると、けっこう暑い。

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    羽黒三田神社参道入口、隣には多賀神社?(左)

13時56分、無事奥多摩駅に到着。ホームで電車を待っていると、鷹ノ巣山頂で言葉を交わした女の子もいました。鳩ノ巣駅まで楽しい会話をさせえもらいました。聞くと10分ほどの差でしょうか。少し道を間違えたロスがあったようで、六ツ石山山頂に立ち寄らなかったら、どこかで追いついたのかも。

鳩ノ巣荘はダメだったので、混んでいるのを覚悟でもえぎの湯へ。思っていたよりは空いていたかな。

展望は残念でしたが、達成感のあるいいトレーニング山行でした。このコースを普通に歩けたことで、少しだけ不安が少なくなったかな。さて、シルバーウィークはどこに行こうか? 混んでるだろうなぁ。。。

おしまい

 

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