ザック衝動買い
衝動買いといっても、実はそろそろ買い換えたいと思っていたもの。もう10年以上カリマー(Karrimor)のcougarを使っていたが、チャックがやや固くなってきたことをのぞくと、まだまだ使用可能。もう1,2年は使うつもりでいた。
が、10年も経つと、新しいものはやっぱりいい。cougarとridgeで少し迷いましたが、テント(近年ほとんどしない)山行なら、もうワンサイズ大きいミレーの60-70Lを使う。
セルフアジャスト機能〈SAシステム〉は興味があったが、軽さを優先した形だ。生地素材やフレームの強度はたしかにcougarの方が上だが、(SAシステム以外の)ポケットなどの機能面は、ほぼ同じ。cougarの希望色がちょうどきれていたこともridgeにした理由かな。
色はパーシモンというオレンジ色。遭難しても見つけてもらいやすい目立つ色だ。なかなかいい。
ridgeもcougarも基本デザインは10年以上前のモデルとほぼ同じ。機能面で新しくなっている点は、
まず何と言っても軽さ。1680gしかない。最新のcougarが2450g、10年前のものはもう少し重いか? これは新機能というよりridgeを選んだことの方が大きいが、この軽さは魅力。
次にヒップベルトのポケット。最近のザックでは当たり前の機能だが、チャックが直線だけではなく、L字型に少し横面も開くところが使いやすそう。これはすごく欲しかった機能。
スライド式のチェストベルト。そこまで必要性を感じてはいないが、これも最近は当たり前。バックルのところが熊用、非常時用の笛になっている。
天蓋収納部と、天蓋裏側(内側)の収納部の間にチャックが付いたのも便利そう。きまま仙人は天蓋裏側に財布を入れることが多いが、このチャックがあれば、天蓋を外さなくても、財布を取り出すことができる。
細かいところでは、サイド下側のポケット。古いcougarは網のような構造で、上部のゴム部分が伸びてきた感があるが、今回のものは同じ生地で作られている。使ってみないとわからないところはあるが、耐久性は今回の方があるように思う。
その他、ストラップやバックルの形状が少し改良されていたり、ファスナーがワンタブだったものがダブルタブになって、左右(上下)どちらにも開けられるようになっていたりと、比較していくと面白い。
引っかかる点があるとすると、ザックのネックの端を縛る紐はあるんだけど、口(開口部)自体を縛る紐がなくなっているんですよね。口を閉めるストラップの取り付けも直で安っぽくなったような。。。
でもまぁ決定的な違いはない、というくらいridge/cougarのデザインは完成されているのかなと思う。
あと、最後に買ってしまった言い訳をひとつ。このザック、税抜きで2万円。好日のセールで、2万円以上の購入で3千円引き。1万7千円で、新しく軽くなるならいいかなと。。。。
ちなみに古いcougarも当分キープしておきます。
早く使ってみたいなぁ。。。
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