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2015年5月12日 (火)

アルプス 天空の交響曲

最近美術館はよく行くが、映画となると機内ばかり。本当に久しぶりに劇場に映画を見に出かけた。その映画は「アルプス 天空の交響曲」。山屋としてはやはり押さえておきたかった。

 

結論から言おう。体調が万全でなかったこともあるが、正直きまま仙人には眠かった。

この映画は、軍事目的で開発されたという、ヘリコプター用の特殊なカメラ(シネフレックスカメラ)で撮影されたアルプスの美しい鳥瞰映像をベースに小林聡美さんがナレーションを入れたもの。たしかに映像は美しい。

何といってもストーリーが弱いうえに、日本人のきまま仙人には面白みに欠ける。今の自然の状況を伝える、あるいは地域の文化を伝えるという意味では素晴らしいのだが、まじめなドキュメンタリーすぎるのが退屈だった。酪農やチーズの話、リンダーホーフ城などアルプス地方にある城、人造湖、鉱山などは、ちょっと期待していたものと違った。

もっと自然や地理地形、氷河、動植物が中心かと思っていた。期待と違ったことが退屈だった理由でもある。いっそ登山道に沿って移動するとか、稜線に沿って長い距離を移動しながら撮影してくれた方が、山屋には楽しめたかも。

アイガー北壁やアレッチ氷河など、行ったことのある場所の空撮は、面白かった。登山としての山以外のアルプスについて、知識が少なかったことも、入り込めなかった理由かな。

(映像の美しさや迫力は別だが、、、) これならきまま仙人的には、グレートサミットの方が合っている。

 

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