NGHC Basel World 2015
お袋を叔母の家に送っていったあと、所用があったので有楽町へ。その後ハイエックセンターにスウォッチグループグループのBASEL WORLD 2015という新作展示会へ。
面白くもあり、宝飾工芸的になりすぎでもあり?
各ブランド、中国人に爆発的に売れているようで、そういう意味では元気があるように見える。聞いてみたところ、半分どころか、6~7割は中国人への売り上げのようだ。そのせいか宝飾系のダイヤの多いものや、レディースやきれいで派手なものが増えているような。そういう点では、きまま仙人には全く興味なし。
ブランド別に少しコメントすると、ブランパンとグラスヒュッテオリジナルは、あんまり興味をそそる新作なし。カラーバリエーションが増えたり、新作で目立ったのは宝飾系のモデルだったり。
ブレゲはトラディションシリーズの新作クロノグラフ(インディペンデント クロノグラフ7077)が面白い。従来のトラディションよりひと回り大きく、ホワイトゴールド仕上げ。時刻ムーブとクロノムーブは独立しているようで、テンプも2つ付いている。時刻用が6振動で、クロノ用は10振動。ただ手が出る値段ではない。機構的にはそれほどびっくりというモデルはなし。
オメガはかわいい店員さん(Hさん)とついつい話し込み。ほんと楽しく話をさせてもらいました。機構的には新しい話題はなかったのですが、スピードマスターのスヌーピーコラボ限定モデル。スヌーピーファンは多いし、これは人気が出ると思った。表は白文字盤の9時側インダイヤルに小さく。吹き出しがあって、「FAILURE IS NOT AN OPTION!」。それよりも裏側がよくて、ブルー系のエナメルに彫銀のスヌーピーが。頭にドームをかぶって、宇宙に浮いているというイメージ。これがなかなかいける。
あと次回作の007モデル。ブルー系の文字盤に黄色のクロノグラフ針がいい感じ。格好のいい時計に仕上がっている。いいのは裏スケから見えるローターが、映画にある銃身(銃口)のらせん状のデザインになっている。15,007ガウスの耐磁性能のようで、15,007本限定と007にこだわっているところもいい。
この2本はたしか70万円台で、一般人にも頑張れば手が届く範囲内。
最後にジャケ。相変わらず品のいい美しいモデルが多い。ちょっときまま仙人の嗜好とは違うが、蓮の池と鯉?のエナメルに彫金の蓮の花の文字盤ものが、さすがジャケという仕上がり。単なる時計というより、完全な工芸品。これはこれで素晴らしい。実物はなかったが、シンギングバードを腕時計に組み込んだモデルもあるようだ。
やっぱりこういうイベントは買う予定がなくても楽しいものだ。
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