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2015年1月11日 (日)

懐かしい地元の山を再訪、尾根歩きのロングコース金剛山(12月28日山行記録(2))

年末の金剛山登山山行記録のパート2
伏見峠~金剛山~登山口

河内長野5:54=紀見峠(駅)6:12-紀見峠バス停6:47-山ノ神7:22-西ノ行者8:12-タンボ山8:29-杉尾峠8:51-行者杉9:10-神福山9:33-千早峠9:45-高谷山10:17-中葛城山10:42-久留野峠10:47-伏見峠11:26-展望台11:39-涌出岳12:07-一ノ鳥居12:11-葛木岳(葛木神社)12:20-12:38山頂広場12:58-千早城址13:38-13:53登山口バス停14:09=河内長野

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  山頂広場にある立派な標識、展望もいいがちょっとどんより

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      最高峰葛木岳山頂にある葛木神社

 

伏見峠から舗装道を歩いて、ほどなく立派な展望台。せっかくなので上がってみる。生憎どんよりとした空で、遠望は無し。大阪方面は、もちろん高い山も無し。それでも気持ちのいい展望だった。パンでエネルギー補給。

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       展望台            展望台からの大阪方面の眺め

少し行くと登山道を外れた小ピークが、大阪府最高地点(1053m)だ。まだ新しいのではないかと思える立派な標識が。すれ違う人はアイゼンを付けている人もいるが、少なくともフラットや登りではいらない。きまま仙人はまだまだ問題なしと判断。

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       大阪府最高地点(1053m)

少し行くと湧出岳(1112m)への分岐。湧出岳は金剛山の2番目のピーク。せっかくなので立ち寄ることに。少し雪の深いやや荒れた登山道を登り12時7分、鉄塔脇の湧出岳山頂に到着。雪で真っ白なピークに、小さな標識と三角点がある。展望もなく、ここに来る人は少ない。

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     涌出岳山頂、三角点はあるが、小さな標識のみ

一般登山道に抜け、最高峰の葛木岳を目指す。舗装やコンクリート道が凍っているところが滑りやすい。特に下りは慎重に行く。一ノ鳥居を越え、表参道に回って12時20分、山頂の葛木神社に到着。ん~何となく覚えている。ここが最高峰の葛木岳(1125m)だ。

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           一ノ鳥居

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   葛木神社、この上が最高峰葛木岳山頂

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    夫婦杉、前の参道は凍ってツルツル

小銭がすぐに出ないので、お賽銭無しで手を合わせる。(神様ごめんなさい!) さて、あとは下るのみ。ところが、、、ここから転法輪寺や山頂広場へ下るコンクリートの道が凍ってツルツル。前の大人一人が滑って転倒。そのあとで小さい子供も転倒。きまま仙人もここで軽アイゼン装着。ただ、本当に必要だったのは、ここの100~200mだけだったと思う。

転法輪寺で手を合わせ、茶店のある山頂エリアへ。このあたりはさすがに見覚えがある。実家をひっくり返せば、登拝回数のスタンプを押してもらうカードがあるはずなのだが、今回は持ってきていないので、お忘れ券をもらう、、、が、有効期間はたったの一週間。一週間以内にもう一回来る気はないなぁ。残念!

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    転法輪寺の境内           登拝カードのお忘れ券

山頂広場には、立派な"金剛山"と書かれた標識が。こんなのはなかったなぁ。ベンチに座って、お湯を沸かそうと思ったら、、、パラパラと小雨が。雪ではない。迷ったが、カップヌードルを諦めて、パンを口に放り込み、12時58分、そのまま下山することに。

予定通り千早本道を下る。おり始めようとしたらずっと階段が続いている。登ってくる人はアイゼンを付けていないし、ここで外すことに。結果的にはいい判断だった。千早本道は、ほとんどが階段状になっていて、まったく危なげなし。記憶にある登山道とは全く違う。ここを登るのは楽しくないなぁと思いつつ、一気に下った。

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   史跡として文部省が標識を      千早本道は階段状

上部は雪が残るが、少し下ると雪はまったくない。途中、見るべきものもほとんどない。雨も林間で降っているのかいないのかもわからないくらい。まったく気にならない。

せっかくなので千早城址を回って、少し本丸跡などを散策。懐かしさと、こんなところだったかなぁという気持ちと半々。千早城址から先の石段の下りは歩きにくくて辛かった。

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       奥が千早城の本丸跡

13時53分、登山口のバス停に無事到着。バスを待っている間に雨がパラパラと。雨具を出すほどではなかったが、まぁいいタイミングで下りてこられてラッキーだった。そのあとバスに乗っている間はかなり降ったタイミングも。

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    登山口、よく見ると足軽?の人形が

河内長野まで来ると、きまま仙人の実家はもう近い。温泉を探してもよかったが、遅くなりたくなかったのでそのまま実家に直行した。

今回のコース。正直この季節ならトレランの方がいいだろう。歩くのなら、やはり新緑や紅葉の時期か。今は東京に住むきまま仙人にとって、なかなかこういう時期でないと来る機会を作れない。今回は懐かしさこそあれ、展望もコースとしての変化も今ひとつ。山頂部はそれなりに歴史ある山らしいが、半分観光地で、千早本道は階段ルート。雪山歩きとしてもどうかなぁ。

登山としては、違うルートの方がいいのかもしれない。それでもロングコースを歩ききった充実感のようなものはあるコースでした。

おしまい。

ちなみに、中学生の時は登山口から小深を経て、千早口か天見まで歩いて、(バスに乗らず)電車で帰った記憶があります。トータル30キロくらいはあったはず。地図を見ても、どこを歩いたのか明確には覚えていませんが、元気だったなぁ。

 

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