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2015年1月10日 (土)

懐かしい地元の山を再訪、尾根歩きのロングコース金剛山(12月28日山行記録(1))

年末年始をはさんで、時間がかかりましたが、金剛山の山行記録をアップします。原稿は大阪で書いてたんですが、写真の選定・加工が、、、

まずはコースとコースタイムを再掲します。
河内長野5:54=紀見峠(駅)6:12-紀見峠バス停6:47-山ノ神7:22-西ノ行者8:12-タンボ山8:29-杉尾峠8:51-行者杉9:10-神福山9:33-千早峠9:45-高谷山10:17-中葛城山10:42-久留野峠10:47-伏見峠11:26-展望台11:39-涌出岳12:07-一ノ鳥居12:11-葛木岳(葛木神社)12:20-12:38山頂広場12:58-千早城址13:38-13:53登山口バス停14:09=河内長野

Kongosan_map

    左下、紀見峠のあたりで道迷いの跡が、、、

  

速報でも書いたが、この山域(和泉山脈や金剛山周辺)は、きまま仙人の小中学生時のホームグラウンド。(高校生になるとクラブ活動(バスケ)優先で、あまり行かなくなった。) なので一度金剛山は登り直したいなぁとは思っていた。千早本道からだと2時間ほどで登れる、大阪ではポピュラーなハイキングコースといってもいい山だ。

金剛山周辺だけだとちょっと物足らないので、紀見峠からのロングコースを選択。小学生の時はエアリアのコースタイムの半分くらいで駆け抜けた?記憶がある。午後天気が崩れる予報だったし、車内が寒くて早く目が覚めたので、まだ暗い中 河内長野の駐車場を出発。始発ではないが、5時54分の電車で紀見峠へ。まだ真っ暗な中、6時12分紀見峠駅を出発。

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   スタートの紀見峠駅、まだ真っ暗

このコース、奈良県香芝市の屯鶴峯から大阪府和泉市の槇尾山までの全長45キロのダイヤモンドトレイルと呼ばれるコースの一部。だが、暗かったせいもあるが、紀見峠への道が意外にわかりにくい。紀見峠のバス停までは順調だったが、そこにあった案内図がわかりにくく道がわからず行ったり来たり。出足で思わぬロスをしてしまった。上弦の月が綺麗に見えたのが印象的。

結局、紀見峠へは出られず、バイパス道のような道で直接山ノ神へでた。山の神にでるころには、すっかり明るくなっていた。ここでぶ厚いアウターを脱いで、薄いウィンドブレーカーに。冬用装備は歩くと暑い。

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  落ち葉の登山道が晩秋のような感じ   階段状のところが多い

ところどころにダイアモンドトレイルと彫られた立派な石の標柱があり、舗装や階段になったところも多く、昔の面影は感じられない。ただ、歩きやすい道ではある。

気温は思ったより暖かく、この時期にしてはいい状況。時折木漏れ日がさすものの、空はやや雲が多い。

時折木々の間から紀ノ川方面が望めるが、展望はほとんどない。途中鉄塔のところは好展望台、紀伊山地の山々が望める。大峰方面だろうが、残念ながら山の同定はできず。

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        紀伊山地の山々、足下は紀ノ川沿いの街々

わかってはいたが、黙々とマイペースで先へ。8時12分、西ノ行者通過。8時29分、順調にタンボ山に着いた。ここでパンをひとつかじってエネルギー補給。ん???なんかお腹が、、、さすがに誰も通らないだろうと登山道を外れて大キジを撃ってすっきり。

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     タンボ山、ちょっと脇に入って、、、

8時51分、杉尾峠。9時10分、行者杉と進む。地名に記憶はあるが、今ひとつ景色に懐かしさは感じられない。コースはとてもよく整備されている。やや階段が多いものの、歩くよりもトレランの方がよかったかな、なんて思いながら進む。今のところ体調はOK。登りは意識してゆっくり、ゆっくり。

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     木漏れ日の快適な登山道

前方から年配のご夫婦が。今日初めて会う登山者だ。きまま仙人とは逆回り。お互い登山道の状況を情報交換。

神福山のピークは迂回して、千早峠へ。順調だ、このあたりから道脇に残雪が見られるようになる。だが、歩くのには全く支障なし。千早峠を越えたところで、後ろからトレランのグループが2組追い越していく。前からもひと組。やっぱりトレランで来る人がいるんだ。納得。

高谷山(10時17分)、中葛城山(10時42分)と越えていく。小さなアップダウンが徐々にボディブローのように効いてくる。特に登りはゼイゼイ、ハァハァ。少し時間的には余裕が出てきたので、登りはさらにゆっくり、ゆっくり。このあたりから登山道が雪で白くなってくるが、まだまだアイゼンは不要。ただ時折粉雪が舞う。

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     登山道が雪で白くなってきた

久留野峠(10時47分)でザックを降ろして小休止。伏見峠まで行けば山頂エリアなので、あと一本だ。山頂が近づいてきたことに安堵。このあたりから多くはないが、登山者とすれ違うようになってくる。

ひと登り、やや急な坂を登りきるとなだらかに。安全祈願と思われるお地蔵さまがある。隣にはベンチもあり、「山人青雲」と。お地蔵さんの名前? 

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さらに少し進むと左手にやっと山頂がのぞめた。さすがにもう近い。

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        左奥が最高峰の葛木岳、右は涌出岳のよう

11時26分、あっけなく舗装道に飛び出したと思ったら、そこが伏見峠だった。ここからは千早本道から登った人やロープウェイで上がってきた人などちょっとした観光地状態。

少し長くなったので、今日はここまで。

 

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