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2014年11月10日 (月)

ころころろ/ゆんでめて/やなりいなり 畠中恵著

長い時間かかってしまったが、"しゃばけ"シリーズの8巻9巻10巻をやっと読み終えた。ちょっとマンネリ化してきているし、3冊まとめて感想を書こう。

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まずは、3冊の章立ては、
8巻の "ころころろ" は、
 ・はじめての
 ・ほねぬすびと
 ・ころころろ
 ・けじあり
 ・物語のつづき

9巻の "ゆんでめて" は、
 ・ゆんでめて
 ・こいやこい
 ・花の下にて合戦したる
 ・雨の日の客
 ・始まりの日

10巻の "やなりいなり" は、
 ・こいしくて
 ・やなりいなり
 ・からかみなり
 ・長崎屋のたまご
 ・あましょう

それぞれの巻で構成を変えるなど、新しい試みに挑戦されている点はよくわかる。8巻の"ころころろ"は初めの章で若旦那の目が見えなくなり、5章で解決(回復)するという、短編5つでひとつの大きな話が展開される。9巻の"ゆんでめて"は問題の出来事のあった日の4年後から、3年後、2年後、1年後、当日と1年ずつ遡っていくという構成。作者の取り組みには拍手を送りたい。

ただ、、、類似の構成の小説が無いわけでもないし、ことさら劇的に効果的ともいえない。もちろん著者の試みは認めるし、批判するつもりもないが、やはり高評価は付けにくいかな。もっとも電車での移動中など、気楽に読むには十分面白いし、馴染みの妖が出てくる場面などファンにはうれしい小説だろう。が、正直きまま仙人はどんどん興味が薄れていってきている。

また、妖たちのくだらない話が、(初めのころは面白かったのに)かったるくなってきた。若だんなの嫁取りでも話が進めばまた違うのだろうが。9巻の"こいやこい"で期待させておきながら、10巻ではいっこうに進展がないし、、、

まぁ、こんなところかな。

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