るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編

先週の出張の行き帰りに機内でるろうに剣心を２本続けて見た。

特に見たいというものがあったわけじゃなかったので、絶対見に行かないだろうと思うものを。でも思っていた以上に面白かった。漫画が原作の若者向け映画？と侮っちゃいけないな。

京都大火編と伝説の最期編は、いわば２本でひとつのお話。大きなストーリーはやっぱり漫画っぽいところは否めないが、場面場面では心揺さぶられるところもあり、よくできている。

まずよかったのが殺陣のスピード感。さすがに漫画だろうという現実離れした動きもスピードも、すごく見応えがあっていい。映画ならではの面白さだ。

あとメッセージが単純でわかりやすい。（特に自分の）命を大切にすること、一人ではなく仲間とともに事を成し遂げること、などなど。自然に話に入れる大義や意味づけはなされている。最後に伊藤博文が剣心らに敬礼する場面はほろっときました。

佐藤健や藤原竜也、江口洋介らもなかなか好演でした。武井咲ちゃんのかわいらしさは出にくい映画だったかな。でも殺陣も頑張ってましたね。

なかなか自分では劇場には見に行かない作品をみれて、満足のフライトでした。