旧JR福知山線の武田尾廃線敷ウォーク
伊丹でウォーキング不参加組の車に荷物を預けて、身軽になった50オヤジ7人が参加。JR生瀬駅で下車。事前に幹事から要懐中電灯の連絡があり、何を大げさな、、、とも思ったが、持ってこない奴が多いに違いなく、きまま仙人はしっかり山用の小さなヘッデンを持参。はっきり言って、無いとトンネルは危険です。
生瀬駅で駅員さんに廃線跡のマップとかありませんか?と聞いたところ、JRとしては立ち入り禁止という立場なので、、、そうだったんだ。たしかに整備・メンテの費用や責任問題などあるから致し方ない。実質通れるようにしてくれているだけでもありがたい。ランニング用のGPSを起動して、3時25分いざ出発。
スタートはJR生瀬駅
はじめの1キロほどは国道176沿いに歩く。以前歩いたことのある幹事の案内で、標識も何もないところから武庫川の方へ。少々自信なさげな中、廃線跡ルートと思える道に出た。実際はもう少し国道沿いに行ってからの方が正しかったようだが、大きなロスもなくひと安心。
ほどなくJR西日本の下のような看板が。きっちり責任回避。単線だったようで広くはない。右手には武庫川の流れや対岸の峰が心地いい。普通のところは砂利はなく、枕木だけが線路の跡を物語るように並んでいる。残念ながら紅葉はもう少し先か。
責任回避の"告"
しばらく行くと鉄の橋が、標識があり、「歩行禁止」と。どういうこと? 迂回路があるわけでは無し、無視する以外に選択の余地はない。
歩行禁止ってどうやって通るの? 枕木は残っている
武庫川に沿ってハイキング
次にトンネルが。照明はなく、少し入ると懐中電灯が無ければ真っ暗。曲がっているのか出口はなかなか見えない。おまけにトンネル内は砂利があったり、でこぼこがあったりと、歩きにくい。懐中電灯は必須だ。
トンネル内は本当に真っ暗、でもそれだけに印象的
人は多くはないが、すれ違う人や我々を追い越して行った単独女性など。やはりハイキングコースとして認知はされているようだ。単独の女性は、はじめのトンネルではちょうど我々グループのやや間延びした間あたり。きまま仙人は写真を撮りながら追いかけ追いかけだったので、後方組。
ひとつめとふたつ目のトンネルの間で、お上りさん的記念写真を撮っている間に女性は先に。で、ふたつ目のトンネルに入る。このふたつ目が一番長かった。しかも後半には水たまりも。先に行った女性は携帯で照らしていたようだが、バッテリーが切れたようで、壁に手をあてながら歩いていた。さすがに我々グループの先頭だった者が声を掛けて、以後一緒に行くように。オヤジ7人に若い女性1人はかわいそうだったかな。オヤジ7人には、道連れになっていただきうれしいかぎり。
ちなみにこの女性、いろんなメンバーが話した情報をまとめると、須磨から来たとのことで学生の時は我々と同じバスケットをしていたとか。(ポジションはセンター) オヤジ相手に嫌な顔もせず、感じのいい方でした。(夜の宴会時、ウォーキング不参加メンバーに話す酒の肴にさせてもらいました。)
そのあと後半は6キロと聞いていた以上に長い。きまま仙人のGPSの表示は6キロを越える。。。どうもJRの(廃線跡の)区間が6キロとのことで、生瀬-武田尾間はもっと長い。駅での測定はしていなかったのですが、生瀬駅-武田尾温泉の旅館までが9.9キロ。いい運動になる。
ススキが秋らしい なかなか快適なコース
ミニ滝もあり、なかなかの渓谷美
行くつめかのトンネルを抜けると赤茶色のトラス式の鉄橋が。さすがに入れないような柵があり、横に迂回路が付いていました。でも鉄橋の枕木の上に上がっている若者が、、、きまま仙人も誘惑に負け、手すりの間から枕木の上へ。かなり高度感があり、下に武庫川の流れが。スリリングで楽しかったです。もちろん3点支持で安全に。
鉄橋らしいトラス式の鉄橋、上はさすがにスリリング
振り返って1枚、線路の感じがよくわかる
鉄橋を渡ると左岸に写る。入口にあったと同じ看板を過ぎ、しばらく行くと親水広場との分岐。駅の方でなくていいの?とも思いながらみんなと同じ親水公園の方へ。いやここの紅葉はきれいでした。しばし撮影タイム!
親水公園のきれいな紅葉、秋です
武田尾側には看板有
親水公園を抜けると舗装道に。どれくらいだろう舗装道をぶらぶらいくとJR武田尾駅に付きました。さすがに今の線路は右も左もすぐにトンネルです。ここでかわいい女性とはお別れ。いや~楽しい同行ありがとうございました。
ゴールの武田尾駅
疲れを感じ始めたオヤジ連中はさらに5分ほど歩いて5時16分、無事温泉に到着。
GPSの表示距離9.9キロ。思ったよりも長かったですが、なかなか楽しいハイキングコースでした。
おしまい。
※書いた時刻はGPSの記録のものです。
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