ハイカーも大勢、お手軽二百名山荒船山(9月14日山行記録(1))
神津牧場への道など、一部通行止めになっていたが、登山口である内山峠まで順調に移動。既に1台停まっている車があった。コースタイムも余裕があるし、出発時間も決めずに、ゆっくり眠りにつく。。。
○9月14日(日)晴れ一時曇り
早朝目が覚めたが、まだ薄暗く、空も曇った感じ。急ぐこともないので2度寝。6時過ぎに何台か車が到着し、周りが活気づき始める。天気も良くなってきている。急ぐことはないが、きまま仙人もゆっくり準備を開始。数組見送った後、6時53分、きまま仙人もゆっくり出発。
なだらかな整備された道をゆっくり歩き出す。熊注意の看板があったので、この日も熊鈴は付けておいた。と、、、下るの? ほとんどコースに関しては調べていなかったが、このコース前半は小さなアップダウンを何度か越えながら尾根を進む。ただたいした起伏ではないし、歩きやすい登山道だ。
内山峠の駐車場、帰りには一杯 整備された登山道
コースは尾根道といえど、樹林帯で展望はほとんどない。途中木々の間から垂直の岩壁らしきものが覗いているるが、木々でよく見えないし、写真すら撮れない。途中鎖場がある。傾斜はけっして急というほどではないが、下が滑りやすく、ちょっと登りにくい。コース中、気になったのはここだけだ。それ以外は家族連れでもほとんど問題ない。
滑りやすい鎖場、下からと上から
7時37分、岩の下部を掘ったような石室というか石窟がある。前はちょっとしたスペースがあり、建物の礎石もある。帰宅後調べたところ「狭岩修験道場跡」らしい。ザックを降ろして軽く水分補給。
狭岩修験道場跡の石窟 登山道脇の石板
少ないが花も咲いている。標高が少し低いせいか、見慣れない花も。トリカブトやツリフネソウなど。
? ? ? ツリフネソウ
大雨時に崩壊した木橋があるが、脇を問題なく通過できる。7時58分、一杯水という水場。ただ、実際に水を汲むのは足場がなくやや困難。ここからしばらくは急坂を登る。トラロープなどが付けられた岩場も。水場から山頂部の平らな部分までは、ちゃんとした山歩きと考えた方がいい。ハイキング気分で来た人たちには、十分山に登ったという実感を感じられるコースだろう。きまま仙人も予想していたよりもちゃんとした山歩きなのにうれしい驚き。
崩壊した木橋 一杯水
登りきると平坦な山頂部に出る。笹が多いが、木々もあり、まだ展望が開けているわけではない。少し曇ってきたと思ったら、ぱらぱらと。えっ、雨? ただ一瞬で止んでくれた。
少し行くと8時20分、このコース一のビューポイント艫岩到着。この時はたまたま誰もいなくて艫岩独り占め。北面の開けたテラス状で、展望表示盤がある。正面に浅間山。残念ながら雲がかかって姿ははっきり見えなかった。
綺麗だったのは、東より裏妙義のギザギザの山塊。その奥に榛名山の峰々。さらに奥に薄っすらと見えるのは武尊山か。
木々がありよく見えないが、その右手には(表)妙義の相馬岳など、奥には奥白根山が見える。展望表示盤では谷川岳や北アルプスなども見えるようだったが、ガス、雲もあり、同定には至らず。
区切りがいいので、今日はここまでにします。
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