伊勢丹 Watch collector's week
W杯準決勝、ドイツ圧勝! 言葉も出ない。。。まさかブラジルがこんなに大敗するなんて。
さて、週末デュフィ展のあと、新宿伊勢丹の”Watch collector's week”に行ってきた。少し書いておきたい。
そう印象に残った時計があったわけではないが、新作などを見ながら店員さんと時計の話をするのは楽しくないわけはない。
スォッチグループの時計はハイエックセンターでの新作発表会で、ブライトリングについてはメンバーズサロンで、それぞれ見ている。そういう意味では、パネライやカルティエ、ゼニス、ウブロなどを見て回ったが、今回はそれほど強く印象に残ったものはなかったかな。
それでもいくつか気になったものをあげると、
まずはRomain Jerome(ロマン・ジェローム)というブランド。”有名な伝説のDNA”を組み込むというコンセプトで、アポロ11号のパーツやタイタニック号のスチール部品、月面の塵などをケースや文字盤の一部に取り入れている。時計自体も斬新なデザインで、ジャンピングアワーやレトログラード、カルーセルっぽい構造のトゥールビヨンなど複雑時計に仕立てている。面白いが、やや大きく、しかも値段もかなり高い。さすがに購入対象外の時計ではある。
ゼニスで気になったのは、オールチタンモデル。ケースだけでなく、ムーブメントもほぼチタン製とのこと。たしかにめちゃくちゃ軽い。軽すぎてちょっとおもちゃっぽい感じがするくらい。前面もスケルトンで、斬新さ新しさは感じるモデルだ。
ゼニスのムーブまでチタン製のモデル
ウブロの超希少金属オスミウム(Osmium)のクリスタルを文字盤に組み込んだモデルも面白い。見た目はただの石だが、新素材を取り入れるという姿勢は、時計というアイテムには非常に意味がある。きまま仙人は気に入った。ただこの時計、トゥールビヨンまでついて1,700万円超。きまま仙人はトゥールビヨンは無い方がいいと思うが、それでは富裕層にはうけないのだろうか?
パネライの新作、ラジオミール モノプルサンテ オロビアンコ(PAM503)もいい。今までのルミノールのモノプルサンテのムーブP.2004は裏スケで見ても面白みがないが、この時計のムーブは楽しい。同じP.2004らしいが、ブリッジ部に大きな穴がいくつもあり、ギアなど可動部がよく見える。パネライらしい2重文字盤もいい感じ。ただ、45mmとやや大きく、WGケースなので500万円を超えるという高級時計。あまりにも高すぎる。きまま仙人としては、もう少し小ぶりにして、ラジオミールらしいワイヤーラグにしてほしい。
それ以外は宝飾系が多いなぁという印象が強い。世の中そんなに景気がいいんだろうか?
あと、不快だったのがカルティエのブースで対応してくれた年配の男性店員さん。おそらく、イベントで応援に来た人かマネージャー格の人かな? あまりに当たり前のカルティエの説明を、素人だろうと見下したような感じで説明された。言葉は丁寧でもあまりに失礼な対応。ちょっとがっかり。
まぁ他にもいろいろあったが、今回はこんなところで。
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