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2014年6月 3日 (火)

新緑と大きな富士山、石割山・御正体山(5月24日山行記録(1))

24日に登った石割山・御正体山の山行記録です。御正体山は道志山塊の最高峰(1682m)で、日本二百名山。

いつものように、コースとコースタイムを再掲します。
二十曲峠5:58-石割山6:36-鉄塔巡視路分岐(山中湖)6:58-山伏峠分岐7:44-奥ノ岳7:59-鉄塔巡視路分岐(外ヨリ林道)8:10-中ノ岳8:33-前ノ岳8:56-9:32御正体山10:06-前ノ岳10:29-中ノ岳10:49-鉄塔巡視路分岐(外ヨリ林道)11:08-奥ノ岳11:30-山伏峠分岐11:36-鉄塔巡視路分岐(山中湖)12:21-石割山12:32-12:57二十曲峠

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    二十曲峠からほんのり朝焼けの富士山

道志山塊の最高峰である御正体山(みしょうたいさん)、富士の大展望が広がる石割山という今回のコースを選んだ理由は5月27日に報告したので割愛します。 この山域、高速を使うと東京からは意外と近い。仕事を終わってから車で移動。余裕で二十曲峠について仮眠。空には満天の星! 明日は晴れそうだ、期待を胸に眠りにつく z z z

○5月24日(土)晴れ

周りがざわざわするので5時前に目が覚める。朝の富士山の写真を撮る人達が前夜や早朝に来られたようだ。昨夜はよくわからなかった大きな富士が眼前に広がる。右側に伸びたきれいな裾野の先は白い南アルプス。目覚めてすぐにこの景色というのは最高。せっかくなのできまま仙人も車外に出て、少しだけシャッターを切る。もう少し朝焼けしてくれたら最高の絵が撮れるのだが、富士山はほんのりピンクがかっている程度。
登山口の駐車場からこれだけの展望が見られるところもそう多くない。

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      大きな富士山に山行の期待も膨らむ

二十曲峠は10台程度は停められるだろうか。それ以外に駐車スペースがあるのかないのかは未確認。きれいなバイオトイレもある。この日は、早朝からの登山はきまま仙人だけだったようで、きまま仙人が出発するころには、ほとんどの方は帰路についていて、早朝のざわめきが嘘のよう。

早く起きたこともあり、予定よりも少し早く、5時58分、二十曲峠を出発。赤い鳥居をくぐってすぐに尾根歩きだ。木々に遮られるところは多いが、右手に富士山を見ながら登るのはいい感じ。両側の草木の葉には朝露が輝く。スミレやシロバナヘビイチゴなどが咲いているが、朝露に濡れてきれいな個体が少ないのがちょっと残念。

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 赤い鳥居からスタート、奥はバイオトイレ  シロバナヘビイチゴ

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     木漏れ日の尾根を行く

爽やかな五月晴れの中、今日も意識的にゆっくり登る。途中鉄塔がいくつもあり、電線の下を登るのが玉にキズ。写真を撮るのに電線が邪魔なところも。振り返ると杓子山が大きい。思ったよりも快調に石割山分岐着、右に少し登ると6時36分、1412m石割山山頂到着。素晴らしい富士山と眼下の山中湖がとても美しい。まだまだ白い南アルプスもくっきり。簡単に登れる山だし、人気のハイキングコースと思われるが、時間が早いのでこの時は山頂独り占め。惜しいのは、360度の展望ではなく、東から北側は良く見えないことか。

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        山中湖と大きな富士山、美しい!

ここから御正体山までは標識では8キロ、3時間50分のロングコース。きまま仙人の所有する地図は何と昭和62年製、大部分が破線、特に山伏峠分岐までは崩落個所有となっている。(事前に他の資料で、通過に支障がないことは確認済み) 気を引き締めていざ出発。

クマザサが繁っているところでは、朝露に袖が濡れる。少し行くと一旦下る。下り途中に左が大きく崩落しているところがある。注意を促すテープも。少し急で滑りやすそうなところだったので、慎重に通過。ただ初心者でもなければ、怖いというほどでもないだろう。大雨時でもなければ通過に支障はない。

すぐに傾斜はなだらかに。樹林帯に入り、展望は良くないところがほとんどだが、ところどころ赤紫のツツジが目を楽しませてくれる。葉の数が3枚なので、トウゴクミツバツツジだろう。新緑の木々の木漏れ日の中を歩くのは気持ちがいい。わかるのはウグイスくらいだが、鳥の鳴き声も多い。

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    トウゴクミツバツツジ

ほどなく分岐に。標識に鉄塔巡視路(山中湖)と記されている。きまま仙人の地図には記載なし。奇妙なのは石割山から15分くらいしか歩いていないのに、標識の御正体山までの時間が2時間50分と、(石割山付近の標識の記載時間から)1時間も減っていること。これはどちらかが間違いなのに違いない。ちなみに石割山までの時間は削って見えないようになっていた。特に一喜一憂することもなく先へ。

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  石割山への時間は削ってある

山伏峠分岐までは小さなピークをいくつか越える。日向峰らしきところには標識はなし。クサボケだろうか、赤い花が印象的。

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       クサボケ

登山道はしっかりしているが、両側が結構切れ落ちていたり、片側が崩落状態だったり。ぬかるんでいたりすると路肩が崩れるのではないかというところもなくはない。ただ、この日の条件なら慎重に歩けば問題なし。途中二股になっていることろが2ヵ所くらいあったが、どちらを通ってもまた合流するので問題ない。

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   左側が崩れそう     両側が切れ落ちている

石割山を出てから1時間ほどで、順調に7時44分山伏峠着。特に危ないところが無かったことにひと安心。ベンチがあったので、ザックを降ろしてひと休み。パンを半分かじってエネルギー補給。ただ展望は無い。

山伏峠分岐からほどなく奥ノ岳通過。近寄らないと文字が見えないくらいの標識がある。陽が登ってきたことで、新緑がいっそう輝きだす。形を見るとモミジやカエデ系の木が多い。紅葉の季節もよさそうだ。背の高いブナの木も。新緑からの木漏れ日の中を進む。葉を通ったやさしい新緑の光が心地いい。黄緑色がかった緑が鮮やかだ。何枚も写真を撮るが、なかなか思うように写ってくれない。

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  ブナにカエデ、紅葉の時期もよさそう

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   ブナ林、気持ちのいい若い緑

さらに5分ほどで(256号)鉄塔にでる。ここは視界は開け、コース中唯一といっていいくらいのビュースポットだ。

ん~ちょっと中途半端だが、今日はここまで。

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