Canon Powershot G1X MarkII買っちゃいました（レビュー２）

Canon Powershot G1X MarkII使用レビューの２回目。
今回は、重さとホールド感。あとはスピードについて書いてみたい。

購入理由など前振りはこちら。
レビュー１（石割山・御正体山山行で実際に使った操作感）はこちら。
レビュー３（レンズ性能、特にマクロ撮影（高山植物））はこちら。

Powershot G1X MarkII（Canon_G1XM2）が山で思っていた以上に使いやすくて好印象だったことは前回かいたが、逆にこのカメラの一番惜しい点は何といっても重さとホールド感だと思う。

まず、思っていた以上にCanon_G1XM2の重さが気になった。事前にショップやショールームで触ってはいたものの、実際に持ち歩くと、この重さは気になる。今まで使っていたPana_GX1とレンズ、バッテリー込で比較すると140g、30%以上も重くなっている。数字以上にはっきり差が体感できるだけに、もう少し何とかならないものかと思ってしまう。

たしかにボディの質感はいいと思う。ここは素直にGood Point！　質感と重量、どちらを取るかは個人の好みや使用目的によって分かれるところだろう。が、きまま仙人は多少質感を犠牲にしても、もう少し軽くしてもらいたい派だ。ザックのショルダーベルトに付けた時も重さを感じるし、歩きやすさという点でもマイナスなので。
まぁ大きなレンズ、フラッグシップ機としての質感などを考えて、この重さになったのだろうが、許容できるかどうかぎりぎりといったところではないだろうか。

さらに右手（特に前側）のホールドが非常に悪い。（これはネットでもさんざん叩かれているとこですね。）　なぜカスタムグリップを標準にしなかったのだろうか？　軽いのなら標準のグリップでもいいのかもしれないが、この重量だともう少ししっかり持てる方がいい。
現在カスタムグリップは在庫切れで入荷待ち、入荷の目途も８月とか、、、、けっして安い値段ではないのに売り切れているとは、みなさん同じ思いなのだろう。

　　　　グリップが低くてホールド感が悪い

想像するに、おそらくこのカメラは両手で保持して撮影することを前提にしているからだろう。デュアルコントロールリングでの（左手での）操作というのからしても、片手での操作を想定したものではない。
が、まず右手で左胸のショルダーベルトに付けたケースから出すのにも、指に力が必要だ。もちろん撮影時も、不安定なところで片手で撮るとか、腕を伸ばして片手で撮影するような場合もなくはない。グリップが悪いのは本当に残念なところだ。

しかし約5,000円（税込）という値段はいただけないなぁ。Canonさん、こんなところで儲けるとははっきり言ってひどいと思います。きまま仙人もやむなくカスタムグリップを買うつもりだが、現在在庫が無くて入手もできない。

次に操作関連のスピードについても少し。きまま仙人は風景や高山植物が多いので、実は移動するもの撮影や連写はあまり使わない。（たまに動物や蝶を撮るが稀）　そういう意味では、AFの速さは、きまま仙人が使用するうえでは、実用上全く問題ない。またネットによると、AFも前モデルよりもかなり改善されているとのこと。（それでも遅いという評価のサイトもあるが。。。）

AFの精度という意味では、風景については問題にならない。確認したいのは、マクロや暗い状況など特別な条件時だろう。まだまだ多くの条件については、確認できていないし、マクロについては別途書くことにしたい。

あとコメントしておきたいのは、前回も触れたが、起動、終了の速さがパナのGX1（Pana_GX1）と比較してすごく速くなったのがうれしい。特に終了時（撮影直後電源をOFFにしたときの胴沈レンズが格納されるまで）の違いは大きいと思う。

小出しで申し訳ありませんが今日はここまで。いいところもいっぱいあるので、そちらも書いていきます。

つづく