スウォッチBASELWORLD 2014 -新作時計展

銀座のハイエックセンターにスウォッチグループの新作時計を見に行ってきた。

今年はそんなに印象に残ったものは多くないが、それでも新作をまとめてみるのは楽しい。

いくつか紹介しよう。

一番印象に残ったのはブレゲ。クラシックトゥールビヨンパーペチュアルカレンダー。左上方に少しオフセンターにして、５時位置にトゥールビヨンを配置。プラチナケースで、ブレゲらしいギョーシェにコインエッジのケース。まぁこれだけなら普通なのだが、何と自動巻きがセンターローターではなく周囲が回るタイプ。

昔のシチズンのジェットローターのような感じ。近年ではブヘラ－が出しましたよね。でもこれで美しいムーブメントが、よく見える。ブレゲらしい高貴な品の良さが出てます。ただ、、、買えるような値段ではないのが残念。

グラスヒュッテ・オリジナルは昨年リークのあった自社新作クロノムーブ搭載機が登場。しかし、仕上げを含めまったく普通で、魅力なし。はっきり言ってパノグラフの方がずっと美しいし、興味深い。はっきり言ってグラスヒュッテらしくないムーブでがっかり。

ジャケはデザインや天然石文字盤は相変わらず秀逸。新作ではないがエナメル文字盤もやっぱりいい。ただ機械好きのきまま仙人としては、ビビッとまではこないなぁ。

ブランパンは名前や仕様を正確に覚えてないのですが、いい感じの美しいムーブの時計がありました。レマニア系のムーブかな。面白いブランドなんだけど、ブレゲほどインパクトがないなぁ。。。

オメガは今ひとつ感じるものが見当たらなかったかな。人も多かったから、あんまりブティックの方と話せなかったし。

あと、きまま仙人としては珍しくswatchも見に行った。なかなかいいと思ったのがSISTEM51（SYSTEMではなくSISTEM）。名前に入っている５１というのは部品数。デイト付の中３針だが、これもブレゲの新作と同じ周回ローターの自動巻き。デザインがモダンでこれはこれで非常にいい。値段も安いし、青や赤のモデルは楽しいなぁ。

買おうというような（あるいは買える値段の？）時計はなかったけど、やっぱり新作を見るのは楽しいものだ。