雪の急登に大苦戦、槍穂の展望台蝶ヶ岳(4月26-27日山行記録(2))
4時半前に起床。簡単に準備をして瞑想の丘(展望表示盤のあるところ)から朝日を待つ。風もほとんどなくて寒くはない。待つことしばし、、、5時過ぎ、雲の間からきれいな朝日が姿を現しました。東側はめぼしい山が見えず、朝日だけという感じでしたが、十分満足。
素晴らしいご来光
振り返ると、穂高、槍がくっきり。朝日に照らされていい感じ。この展望こそ蝶ヶ岳の醍醐味です。ただ惜しむらくは、今ひとつ朝焼けしなかったこと。モルゲンロートに輝く槍穂が見たかったのだが、、、まぁ贅沢は言わない。
ほんのり朝日で赤い穂高の峰々
槍ヶ岳から大キレット、3,000mの稜線
槍穂連峰はもちろん、北側には表銀座の尾根や大天井から常念岳がいい感じ。南側を追っていくと焼岳、霞沢岳、奥に乗鞍岳、御嶽は確認できず。
その後、朝食。小屋の朝食を取るのは久しぶり。塩分を取らせようということなのか、お味噌汁が少し塩辛いのが気になった。
準備をして、6時48分、カメラだけ持ってカラミで蝶槍へ。好天の元、快適な稜線歩きだ。展望も風もいうことなし。ライチョウをさがしながらいくも、姿を見ることはできず。30分ほどで2661m蝶槍に到着。
雪の上も快適、来てよかった!
蝶槍
狭い山頂には何組かが展望を楽しんでいた。常念に縦走するパーティ、横尾へ下る(きまま仙人と逆コース)パーティら。ひと組女性2人組がカラミできていた。この2人組とは、このあとたびたび顔を合わせることに。
蝶槍からの常念岳への稜線、楽しそうだが厳しそう
霞沢岳の後ろに乗鞍、さらに左奥には薄っすら御嶽
蝶槍の山頂も標識らしきものは無かったが、途中の三角点のある旧蝶ヶ岳も昔は標識があったのに、今は三角点とケルンのようなもののみ。
蝶槍(2661m)の山頂
蝶槍付近からの蝶ヶ岳、快適な稜線散歩
ゆっくり戻って、準備をし8時半、下山開始。まずはすぐ隣の(新)蝶ヶ岳(2677m)へ。写真を撮ってそのまま進む。蝶ヶ岳を越えると雪上となる。結果的には、ここでアイゼンを付けるべきだった。昨日のアイゼンなしでも何とかなる程度、下の方は雪のないところもある、、、などの情報から、きまま仙人はアイゼンを装着せずに下山開始。まぁアイゼンを出すのも面倒だったし、土が出てきてから外すのも面倒な気がしたためだ。いや~なめてはいけない。
(新)蝶ヶ岳から最後に常念方向を振り返る
霞沢岳に向かって下り始める、右奥は焼岳
すぐに樹林帯に入る。初めのうちは快適ななだらかな雪上ハイク。雪もそこそこ締まっていて、キュッキュッという音や感触がいい感じ。陽が射し、サングラスをかけていることもあって、空も青く、景色にコントラストがあって美しい。気分よく快調に下る。
9時10分、長塀山らしき小ピークを通過。ただ雪中か標識らしきものは見あたらなかった。ここから少し急な下りが増えてくる。一瞬アイゼンを付けるべきか迷うが、ステップを切って迂回気味に慎重に下りれば大丈夫。ただここで慎重になっている間に蝶槍で会った女性2人組に抜かれてしまう。追いかけられるような感じは嫌なので、素直に後塵を拝す。ここからお互いの休憩時に2度ほど抜きあうように下った。途中暑かったので、アウターを脱いで、上半身は夏モード。
長塀尾根の樹林帯の長~い下り
標高はどんどん下がってはいくが、展望がないので、精神的につらい。雪も徐々に深く、また柔らかくなっていく。歩きにくい。雪が崩れるというか、沈むというか、流れるというか、、、急なところでは手をついたり、滑って尻やザックをついたり、、、
このままではまずいと思って、ザックを降ろしてブレイク。パンをかじる。と、、、さっきまでカメラのところに挟んでいた、記録用紙と小さなシャープペンを入れていたビニール袋が無い。数メートル戻って探そうとしたが、すぐに諦めた。記録はGPSにも残っているし、ポイントポイントはまだ記憶にある。忘れないうちに新しいメモに書き留めておく。思いの外、長い休憩になってしまった。
雪が少なくなってきてからは、もう大変。どこもかしこも落とし穴状態。ここは本当に苦戦。結局、完全に登山道に雪がなくなるのは、ラストの標高100mを切ってから。やっとの思いで、11時14分、徳沢に無事到着。とりあえず後は林道だけ。
残念ながら徳沢に女性2人組の姿は無し、きまま仙人の方がかなり遅れてしまったか? ベンチに座ってミニランチ。徳沢は人も多く、陽射しも初夏のようだった。
ここからはひたすら林道を上高地に。飛ばしたわけではないが、さっさと歩く。明神からは観光客も多い。もうすぐ上高地というところで、前に見慣れた2人組が。先に行っていた女性2人組だ。お互い無事の下山をねぎらう。ビジターセンター前で2人組と別れたあとは、観光客があふれかえる河童橋をすり抜け、バスターミナルへと急いだ。
12時57分、上高地バスターミナル着。バスが来ていたので、ゆっくりする間もなく慌ただしく乗り込んだ。
帰路、沢渡温泉梓湖畔の湯でさっぱり。
登りはバテバテ、下りはズボズボ雪で大苦戦でしたが、今年もGWの雪山を堪能できました。
おしまい。
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