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2014年4月30日 (水)

碌山美術館

この碌山美術館は、以前TV(「美の巨人」だったかなぁ?)で紹介していたので、安曇野に行ったら、ぜひ立ち寄ってみたいと思っていた美術館だ。

名前の通り、萩原守衛(碌山)の作品を中心に展示している美術館だ。小じんまりとした美術館だが、いい美術館だった。

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4つの展示館+ミュージアムショップがあり、特に碌山館はレンガ造りの西洋教会風で、尖塔に鐘もあり、建物自体も趣があっていい感じ。

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内容は、碌山館が碌山の彫刻。2つ目の杜江館が碌山の絵画。第1展示棟が碌山の友人たち、高村光太郎や戸張孤雁らの作品。第2展示棟が企画展で、今は「小品彫刻の魅力 -動きの表現-」展。メリハリも聞いていて、見やすい構成だと思う。

きまま仙人は絵画に比べると、彫刻はそれほど見ない。そういう意味では彫刻をまとめてみるというだけでも面白かった。絵画に比べて、いろんな方向から見ることができるというのがものすごく大きい。

特に人物の頭部や上半身、中でも男性のものは力強さをすごく感じる。立体というだけで、生々しさが伝わりやすい気がする。また背中や腕、というのが彫刻にするとなまめかしい。

下は重要文化財で有名な「女」という碌山の代表作。特徴的なポーズ、体の線が美しい。

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友人たちのは、高村光太郎くらいしかよく知らなかったが、なかなか面白い。高村光太郎は「智恵子抄」が有名だが、こんなにまとめて彫刻作品を見るのは初めてだった。

企画展の小品も面白かった。迫力こそ大きなものに比べると無いが、味わい深いというか、かわいらしさがあって、見やすい感じがする。

山のついでにちょっと芸術を楽しむ。地方の小美術館を訪れるのもいいもんだ。

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   庭にも彫刻が「労働者」

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