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2014年4月 3日 (木)

静かな房州低名山ハイキング、日本武尊ゆかりの御殿山(3月29日山行記録(2))

3月29日(土)の後半の山行記録。

伊予ヶ岳から移動後のコースタイムを再掲しておく。
高照禅寺13:09-大黒様13:31-13:47御殿山14:03-大黒様14:14-14:26高照禅寺

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  左に富山の双耳峰、右にさっき登った伊予ヶ岳

御殿山へは3つほどの登山道があるようだが、きまま仙人は迷わず伊予ヶ岳から一番近い高照禅寺からのルートを選択。

高照禅寺横の駐車場(無料)にはトイレも簡単な案内図もある。ガイドブックにも御殿山は載っていなかったし、大きな声では言えないが、地図もない。とりあえず、デジカメで案内図を撮影し、頭に入れて13時9分出発。道を渡ったところに真新しい標識がある。

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道はすごくわかりやすいし、整備されていて全く問題なし。急なところを除けば、トレランも有りかも知れない。あとからわかったことだが、正面に見えているのが峰林山、大黒様のあるところで、御殿山の山頂はさらに奥のようだ。

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しばらくは緩やかに田舎道を行き、民家を縫うように登っていく。桜やスイセンがきれいだ。まさに春! 砂利をコンクリで固めたような道だが、結構斜度があり、思ったよりも登っている感がある。さらに進むと登山道となる。途中、先ほど登った伊予ヶ岳がよく見た。

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     ? ? ?         ヒメオドリコソウ

登山道に入ると樹林帯で展望は無い。静かなのーんびりした山歩きだ。何ということのない登山道だが、伊予ヶ岳の喧騒と対照的でいい。10分ほどで視界の開けた峰林山の小ピークにでる。大黒様だ。伊予ヶ岳がよく見える。ここで下ってきた子供3人とお母さん?とすれ違う。この山こそ子供向きのやさしい山だ。

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    なだらかな登山道      大黒様

しばらくなだらかな尾根をいき、一旦階段状の道を下る。大日山方面への分岐を過ぎると最後の急登。長くはないが、ここはきつい。

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   大黒様からの下りは階段    最後の急登を振り返る

頑張って登りきると、13時47分東屋のある御殿山(350m)山頂に到着。山頂標識は御殿山のシンボルでもあるマテバシイの巨木のところにある。枝ぶりが見事。標識にはなぜか「古の御殿山ここにあり」と。なだらかな広い山頂で、東屋のほか石の祠や三角点がある。あと椿(サザンカ?)かなぁ、赤い花がきれいに咲いてました。

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   マテバシイの巨木のある山頂、奥には石祠

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      椿?          スミレの群生

展望は東方面は開けているので、富山や伊予ヶ岳はよく見えるが、西や南方面は樹林に遮られ今ひとつ。伊予ヶ岳の右奥には鋸山も確認できた。

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低山だけあって、携帯もばっちりつながる。余裕もできたので山頂からブログアップ。少々お腹がすいたが、大したものは持ってきていないので、レーションのチョコレートや羊羹をパクリ。

帰路はあっという間、14時26分、わずか23分で駐車場まで下山した。

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     春の山村らしい      高照禅寺

今回は低山2座をハシゴしたが、時間以上に達成感のある山だった。展望、春の花、ロープや鎖場、静かな山歩き、、、朝、予定を変更して来て本当によかった。

春を満喫した一日になった。

おしまい。

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