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2014年3月24日 (月)

ちょっと気になるカメラ、Canon G1X Mark II

Canonから少し気になるカメラが発売された。ハイエンドコンパクトデジカメ、Canon PowerShot G1X Mark II。G1Xの後継機にあたるが、設計思想が違う?と思われるくらい大きく変わっている。もちろんいい方に。

まずセンサーが1.5型、オリンパスやパナソニッのμ3/4とほぼ同じ。むしろやや大きい。今回Gシリーズの”らしさ”ともいうべき光学ファインダーがなくなり、オプションで外付けEVFが用意されている。が、ミラーレス一眼ではなくレンズ交換のできないハイエンドコンデジだ。

光学ファインダーがなくなったのが、まずひとつ目の大きな違い。その分高さが低くなって、お店で実機をチェックしたところ、ギロギリザックのショルダーベルトに取り付けるケースに入りそうだ。この点で、きまま仙人にとっては購入候補に復活した。

何といってもきまま仙人が気になるのは、このG1X Mark(以後G1XM2)のレンズ。35mm換算で24mm~120mmと光学5倍。これだけなら驚かないが、口径比がF2.0~F3.9と非常に明るい。これでこれ程コンパクトなのは、物凄い魅力だ。今使っているパナのGX1(似た名前ばかりで紛らわしい!)が、28mm~84mm/F3.5~F5.6のレンズをつけているので、明るさも焦点距離も段違い。

さらに広角端で最短5cmというマクロ性能をもつ。高山植物など山ではマクロ撮影もするので、この差も大きい。少なくともこの性能で、このコンパクトさのレンズは、ミラーレスや一眼の交換レンズには見当たらない。ただレンズの性能はこういう仕様だけではなく、解像力・描写力・収差なども重要。この辺りはネットや雑誌の評価をもう少し調べてみたい。

あと小さな差だが、レンズキャップが自動開閉式に。山ではレンズキャップに付け外しが面倒なので、これもうれしい。デュアルコントロールリングも使いやすそうだった。

さらに液晶モニタ。今ミラーレスで主流になりつつあるチルトタイプだ。普通のバリアングルのように裏返して液晶保護には使えないが、きまま仙人には十分だしコンパクトにするためにもこの方がいいだろう。これは操作系にデュアルコントロールリングを採用し、左手の邪魔にならないようにチルトにしたとのこと。ただ180度回転するので、自分撮りにも使える。またEVFもすごく見やすくていい。もしこのカメラを買うとしたら一緒に購入したい。

ちなみに難点を挙げるとすると、やや重いことと、バッテリーがやや小さいか。あとは価格もまだ高い。あとネットなどを見ると開放値での甘さ(特にマクロ時)が指摘されている。

フルサイズのソニーのRX1/RX1Rなども魅力的だが、レンズが単焦点。きまま仙人の場合は、山で歩行中にもパッと出してパッと撮る、という風に使い方が明確。使い方からするとG1X Mark IIは使ってみたいなぁ。

パナのGX1を購入してから2年以上たつ。その他の性能も当然いろいろアップしている。もう一年くらいは使うつもりでいたが、迷ってしまう。まぁもう少しゆっくり検討しよう。

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