時計コレクション (番外55) 腕時計キャリバー名作選 栗崎賢一著
歴史的傑作78点のキャリバーを紹介している。きまま仙人は「世界の腕時計」は気に入った号しか購読しないので、この本を手に取った。
何といっても機械好きのきまま仙人にとっては、キャリバー(ムーブメント)中心に解説したものはうれしい限りだ。特にクロノグラフ以外はそれほど詳しくないきまま仙人には、勉強にもなったし、読み物としてもとても面白かった。さすがに時計師の栗崎さんらしい機構のすぐれた点の解説もいい。
パテックのCal.10とCal.8
ルクルトのムーンフェイズ
モバードのクロノモジュールを外した写真(下の写真左下)なんて、初めてみたかも。
が、内容的にはどちらかというと一般向け、マニアにはもっと専門的でも。クロノなどは、さすがに知っていることも多かったし。正直もう少し難解になったとしても、もっと突っ込んでもらいたかったかなという気もする。
ルクルト、フューチャーマチックの裏リューズの解説
インターのCal.85xx系
あと栗崎さんの所有品を使っているからか、写真に写っているムーブメントがきれいでないものが目につく。それが非常に残念だ。
ロンジンの13ZNとかは、もっともっと美しいのがあるのに。。。
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