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2014年1月 7日 (火)

樹氷と展望、快晴の雪上ハイク三峰山(1月3日山行記録(1))

今年初山行、1月3日の三峰山山行記録をアップします。

Miuneyama_map

速報でも書きましたが、三峰山(三畝山)は"みうねやま"と読む。奈良県と三重県の県境に位置し、昨年登った高見山から東に続く稜線にある1235.4mの山だ。樹氷と展望が人気で、比較的登りやすいことでも有名だ。ちなみに日本三百名山でもある。東京の方には秩父の三峰山(みつみねさん)を思い浮かべられるかもしれないが、もちろん別物である。

コースは上の地図を、コースタイムは以下、
青少年旅行村駐車場7:59-不動滝コース分岐8:08-(登り尾コース)-林道出合(小屋)8:31-避難小屋9:33-三畝峠9:46-10:01三峰山(散策)10:25-10:30八丁平(散策)10:48-三畝峠10:57-新道峠11:28-新道コース登山口11:57-12:35駐車場

年末から関西南部の天気予報が今ひとつで、今年はパスか湖北あたりの山かと思っていた。が、年を越したら天気予報が好転。比較的軽めで、雪上歩きが楽しめそうな帰路に近い三峰山を選んだ。ただ期待していたよりは雪が少なく、楽で安全面ではよかったが、せっかく持って行ったワカンは最後まで登場機会が無かった。

○1月3日(金)晴れ

早朝大阪を出発。途中路面の凍結などは一切なく、予定より早く登山口の青少年旅行村に着いた。登山口に一番近い第④駐車場にしたが、トイレは第②か第③駐車場にあるようだ。 明るくなるまで車内で少し仮眠。寒かったこともあったが、何組かが出発したあと、8時前になってようやく出発(7時59分)。

周辺にはまったく雪がない。登山口のところで神末川の橋を渡り、大タイ谷の林道をしばらく行くと不動滝ルートとの分岐に出る。ここで標識に従って右折し、登りは最もポピュラーと思われる登り尾コースを取る。整備された登山道でまったく問題なし。階段状になっているところが多い。

P1070432a

P1070435a  

    登山口    不動滝分岐、右が登り尾コース

P1070436a

 

 

 前半は
 まったく
 雪がない 

 

 

歩き始めると身体が温まって、とても快適。気分よくマイペースで登る。ひと登りで8時31分、林道出合の小屋に到着。視界が開けるが、周囲を見渡しても、三峰山の山頂は良くわからない。ここにはトイレがある。また小屋内で火を使えるようにもなっている。

P1070442a

    左のピークが三峰山? 新道峠が右端あたり?

P1070444a

P1070445a

     林道出会いの小屋     中には囲炉裏?

さらに林道を渡って、雪だるまに見送られて階段を登ったところに、もうひとつ小屋が。展望台と書かれていて2階からは倶留尊山や大洞山など室生の火山群が見える。見る限り倶留尊山には雪は無さそうだ。

P1070446a

 

 

 雪だるまが
 カワイイ
  

 

 

ここから先は少しずつ周囲に雪が見えるようになる。まだまだアイゼンは不要。手を使うようなところもない、登りやすい登山道が続く。ただずっと樹林帯であり、展望は無い。真っ直ぐな杉林が印象的だ。

P1070455a

 

 

 杉林を
 登る
 

 

 

高度を上げるごとに雪の量が増えていく。アイゼンを装着中のペアの登山者を追い越していく。そろそろかなと思い始めたところで、先行するきまま仙人よりかなりご高齢のご夫婦らしき方に追いついた。女性の方が少し雪で歩きそうだったので、平らなところを見つけ、ひと声かけて一緒にアイゼンを装着。今回ミスのひとつが、アイゼンの長さの調節をし忘れてきたこと。今までこの12本爪のアイゼンの時は古い革の重登山靴(カモシカオリジナル)を使用していたが、今回はLOWAのスウェードの靴にした。選択は間違っていなかったのだが、靴の長さがやや短い。歩き出すと少しずれてきたので、ベルトでしっかり締めなおす。

さすがに12本のアイゼンを付けるとよく効いて快適だ。ペースも上がる。軽アイゼンでも登れそうではあるが、雪が深いところもあったので、12本爪でよかったか。
途中、赤いバンダナをまかれたお地蔵さんが。花が無いこの季節、単調になりがちなのでお地蔵さんも少しうれしい。徐々に急になってきて、確実に高度を上げていくと、9時33分、不動滝コースと合流した。ここに避難小屋があったはずなのだが、きまま仙人はまだ先かと勘違いし、迂闊にも見逃してしまった。(←有りえない!)

P1070463a

  

 

 お地蔵さん

 

 

 

P1070466a

 

 

 合流後
 なだらかに登る

 

 

 

雪は少し深くなり樹氷が見られるようになる。昨年の高見山に比べると、雪の量はすっと多い。トレースもしっかり付いているので、ワカンでなくアイゼンの方がベター。緩やかな登山道を快適に進んでいく。9時46分、三畝峠(新道コース分岐)着。エアリアを見ると、ここは三峰ではなく三畝(峠)という字があてられている。ここまで来ると山頂はもう少しなので、休憩を取らずにそのまま進む。

P1070470a

 

 

 樹氷が美しい

 

 

 

P1070475a

 

 

 雪上の
 影がいい感じ
 

 

 

P1070481a

P1070483a

     大日如来?        海老の尻尾

木曽御嶽山ビューポイントと書かれた標識が、北側の展望が開けたいいポイントだ。が、さすがに御嶽山は確認できず。おそらく相当条件のいい日でないと御嶽山は難しいだろう。この奈良と三重の県境稜線は(風のある日が多いのか?)、綺麗な樹氷は少ない。木々にもっと氷雪が付いていてほしかったと思うのは贅沢だろうか。

P1070488a

 

 

 御嶽山は?

 

 

 

10時01分、1235.4m三峰山山頂到着。スタートがやや遅めだったが、まずまず予定通り。

P1070498a

 

 

 三峰山山頂

 

 

 

ん~ちょっと長くなりそうなので今日はここまで。

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