樹氷と展望、快晴の雪上ハイク三峰山(1月3日山行記録(2))
三峰山山頂からは、御嶽山ビューポイント同様北側の展望はいい。室生の山々がよく見える。倶留尊山、大洞山、尼ヶ岳、、案内板を見ながら確認。一等三角点もあるようだが、雪の下で全く見えない。まずはパンをひとつ口に入れてエネルギー補給。少しぬるくなりかけのテルモスのお茶を一杯。
予定していなかったが、トレースがあったのでさらに東側の尾根伝いに散策してみる。山頂を越えると雪が深そうだったので、ワカンを試せるかと。。。しばらく行ってみたが、アイゼンでも問題ないレベルだったし、一旦下っているようだったので、引き返すことに。正直ワカンに履き替えるのは面倒だったこともある。
山頂より東側の雪は深い 意外に登り返しがあるようなのでパス
山頂に戻って、南側の八丁平へ。いや素晴らしい展望に感激! 数組のパーティが休憩していた。風もほとんどないし、今日の天候なら山頂で休憩するよりも八丁平の方がずっと気持ちいい。ゆりわれルート側に少し行ってみる。
八丁平
すっごく
いい所でした
樹氷がないのが
少し残念
八丁平 雪の風紋が印象的
南側の展望は素晴らしいのだが、正直名前のわかる山がまったくない。後で調べると迷岳、大台ヶ原の日出ノ山、大峰の山々か。高見山は小ピークに邪魔されて見えていない。(それとも気付かなかっただけ? この後高見山がきれいに見えるポイントがほとんどなかったので、この小ピークに登らなかったことはちょっと後悔)
中央奥が
大台ヶ原
(日出ヶ岳)
大峰の山々?
同定が
難しい
展望を楽しみながらしばし休憩、ただ雪焼けしそうだ。今回失敗その2はサングラスを車に忘れてきたこと。ほとんど問題なかったが、八丁平だけはサングラスが欲しかったなぁ。
八丁平を後にして三畝峠へと向かう。途中木々の間から高見山のピラミダルな姿が望めた。昨年を思い出す。が、木々の間からではなく、もう少し開けたところでバーンと見たかったなぁ。
ピラミダルな山容の高見山
三畝峠からは稜線を西に進んで新道コースを取ることにした。不動滝も興味はあったが、ただ下山するだけになりそうなので、もう少し雪上ハイクを楽しもうと。高見山ももう少し見たかったし。。。
ここからは緩やかな起伏の稜線を雪上ハイキング。雪が少し深いところもあったが、トレース上はアイゼンの方が歩きやすそう。すれ違った何組かのパーティもスノーシューやワカンの人はいなかった。時おり枯れ木越しに高見山が見えるが、木々が邪魔で写真もまともに撮れない。それでも天気も良く、木漏れ日の中の雪上ハイクは、すごく快適だった。
快適な
雪上ハイク
30分ほどで、11時28分新道峠着。ここからさらに尾根を進むと、白髪峠、請取峠と経て、高見山の方まで続く。きまま仙人はここから新道コースを下山。このコースの方が林道までは近い。
新道峠 下山ルート
古光山(左)
俱留尊山(右)
アイゼンを付けていれば危ないところはまったくない。ぐんぐん高度を下げ、雪が少なくなった階段状のところでアイゼンを外す。快調に11時57分、新道コース登山口(林道)に到着。山道が終わって、残念なような気もするがひと安心。
新道コース
登山口
林道の初めの方は、むしろ残雪が凍りついていて滑りやすそうなところも。雪の多く残っているところや、完全に雪のないところを選んで歩けば大丈夫。少し林道が長いが、12時35分、無事駐車場に戻った。いや~、新年最初の山行としては大満足。
駐車場には
車が一杯
ワイパーのところに割引券がはさんであったので、みつえ温泉 姫石(ひめし)の湯で汗を流す。(600円のところが100円引きの500円) 露天(ちょっと狭い)のほか、樽風呂やサウナ、泡風呂などがありさっぱり。
ちなみに粉もん屋 八というお店のたこ焼きに列ができていたので、ひとつ購入。出汁の入った中がとろとろのたこ焼きで、なかなか美味しかったです。この粉もん屋 八、奈良県B級グルメNo.1決定戦優勝とのこと。奈良では有名なチェーン店のようです。お好み焼きも食べてみたかったなぁ。。。
その後、渋滞で大苦戦するとも知らず、大満足のきまま仙人でした。
おしまい。
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