パテック フィリップ展は人で大混雑
今朝は風もほとんどなくて、ジョギング日和。お台場までマイペースで気持ちよーくジョグ。
午後は明治神宮外苑にパテック フィリップ展を見に行ってきた。時計好きなら、やっぱり行っておかないと。が、すっごい人人人。17-19日の3日間だけの開催だからか、もう人だらけだった。こんなことなら朝一番に行くんだった。
でも展示品はさすがに素晴らしくて、本当に見に行く価値があった。
会場の聖徳記念絵画館に着いたのが2時半少し前。既に20分待ちの行列。実際はそこまでかからなかったが、中に入っても並んで並んで、、、、結局腕時計を除いた80点を見るのに2時間以上、5時の閉館までかかってしまった。もうぐったり。
おまけに展示品は素晴らしかった(後日別途書きます。)のだが、展示の仕方には大いに不満。点数をつけるとしたら、まぁ30点か。正直、展示をした人には懐中時計に対する愛情が感じられない。営業のイベントくらいにしか考えてないような感じだ。
不満な点を挙げると、
1.ムーブメントを見られたのは1つ(8日巻)のみ。コンプリケーションはなし。多くの時計のムーブを見せるのが難しいのはわかるが、時計好き、それもきまま仙人のような機械好きにとっては、もっとムーブを見たかった。この点は大いに不満。
2.LEDのライトが強すぎるところが多くて、反射して見にくかったり、裏側を見ようとしたときに邪魔になったり。
3.展示ケースの前にロープが張ってあり(裏側に回って見れない)、ほとんどの時計は台に乗せられているので、裏側(or表側)が見れない。懐中の場合は、吊り下げるなどして、裏側に回れないのなら鏡を置いてほしい。またハンターケースでは蓋を開けてくれていないものも多かった。パネルの説明書きに文字盤のことをあれこれ書いてあるのに、文字盤が見れないなんて、、、 できるだけ覗き込んで見るようにしたが、これをちゃんと見せてよ!というきれいな文字盤(Ex.赤い七宝)も多かった。
4.パネルの説明書きが分かりにくい。時計の知識は一般の人よりも詳しいはずのきまま仙人が読んでも分かりにくい。ひょっとしたら翻訳が悪いのかな? 前後の人でもわからないというような話をしている人もちらほら。
5.鍵巻き時計の場合、鍵も展示してほしかった。他の人には興味ないのかもしれないが。。。オリジナルの鍵は残ってないのかなぁ。
6.これは不満というより希望だが、シンギングバードやミニッツリピーターなど、小さい端末で動画を使って動いているところを見せてもらいたい。鳴いている(歌っている?)ところや、飛び出したり引っ込んだりするところ、リピーターの音なども聞けるし。その他のものでも、表裏を見せたり、ムーブを見せたり、あるいは拡大して見せたり。。。
まぁ3日間の会期で、あまり手をかけられないのはわかるが、もう少し頑張ってほしいなぁ。
ちなみに見られなかった文字盤やムーブの絵も掲載されていたし、説明も読みたかったので図録(3,000円)も購入。ちょっと高い気もするが、冊数も少ないだろうから割高なのはしかなたいか。
さて、今日できなかったから明日は少し仕事しないと。。。
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