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2013年11月28日 (木)

調子のよくないヴィンテージウォッチ、さてどうしよう!

先日のジャパン時計フェスタで、最近調子のよくない、あるいは故障した70年代の時計を数本見てもらった。だが、、、コストを考えると対応が非常に難しい。

きまま仙人は、普段からヤフオクなどで安価に入手した70年代ものなどを気軽に使っている。(どちらかというと高い、あるいは状態のいいものほど使うのに抵抗がある。) そのうち何本かか調子が良くない、あるいは故障したので、ジャパン時計フェスタで3本ほど見てもらった。結論から言うと、3本とも修理やオーバーホールを依頼せずに持ち帰った。理由は単純にコスト、対応が難しい。

一例をあげると、ギャレットのクロノグラフ。止まってしまった上に、ゼンマイを巻き切ってしまった。ムーブはvaljouxの7733。どちらかというと安価な量産品クラスといっていい。修理、オーバーホールをしたら買値の倍はかかってしまう。デザイン的には面白いので気に入っていたのだが。。。

国産のクロノなど典型だが、一応動く状態でヤフオクなどで安価に入手したものは、オーバーホールだけでも入手価格よりもずっと高くなってしまうのだ。ランデロンのムーブなどももったいなくてオーバーホールできない。時計職人さんもやりたがらないし。

やるとしたら、ヤフオクなどで動く同ムーブの時計を安価で落札して、ムーブごと入れ替えるかかなぁ。針抜きやドライバーなどは持っているから、ムーブの入れ替えだったら、自分でやれないこともないかもしれない。

高級ムーブの状態のまずまず以上のものでなければ、オーバーホールのコストは大きな問題だ。新しいものだと使い捨てと割り切るのも簡単だが、古いものだけに心が痛い。現状のまま(止まったまま)コレクションとして眺める以外にはないのだろうか。現状打つ手なしという感じ。

みなさんはどうしてますか?

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コメント

私も1920~1950年代のものを7本所有しておりますが、仙台市内に古いものもしっかりメンテしていただけるところがありますので安心して毎日使用しております。おそらく60歳代の店主と30歳代の息子さんの二人で営んでおります。ちなみにその店では1920年代不動の出ベソ竜頭ロレックス手巻き、天芯が折れたルクルト最初期メモボックス、ヴィーナス170搭載ブライトリング、トリプルカレンダームーンフェイズ搭載EROGAというブランドの物、等を修理、メンテ、オーバーホールを行いました。価格はHPを参照下さい。http://tokeikoubou-toukai.jp/index.html

投稿: 仙台市より | 2013年11月29日 (金) 22時38分

コメントありがとうございます。
わたしもロンジンやミネルバ、ブライトリングといった良いものは修理・メンテしてもらっています。そういうお店とも懇意にしてもらっています。
問題は、ヤフオクや海外で入手した 程度のあまり良くないものや廉価ムーブのものは、メンテナンス費が購入費以上にかかるということです。
再度さがした方が安いというのは悩ましいです。

投稿: きまま仙人 | 2013年11月30日 (土) 20時24分

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