山ギアとして使ってきたCASIOの高度計付き腕時計
先日プロトレックを買い替えたことは紹介した。残念ながら山での使用はまだない。タウンユースの範囲内ではあるが、ちょっと使ってみた感想を都度アップしたい。
使用レポートの前に、今日はまず、きまま仙人が今まで使ってきたCASIOの高度計付き腕時計について、ちょっと調べてみたので、備忘録的にまとめておきたい。
ちなみにきまま仙人が購入・使用するのは、今回のプロトレック3000(PRW-3000)で5つめになる。まぁ山歴も長いが、高時計付きの腕時計との付き合いもかなり長い。(ちなみにGPSは除きます。)
まず簡単にきまま仙人が今まで使ってきたものを紹介しておこう
1.BAROMETER(BM-200W-1V)
発売、購入年不明(おそらく91年か92年)
高度計(気圧計)機能が出始めた初期の腕時計
温度計・電子コンパスはない、高度・気圧計の故障
(中に水が入った?)
のため人にあげた
2.G-SHOCK TWIN SENSOR「SKYFORCE」(DW-6700J-3)
G-SHOCKの高機能モデル、94年9月発売、購入年不明
(おそらく94年か95年)
気圧・高度・温度計測のみで電子コンパスはない
まだProTrekブランドが発売されていない時の製品、
現在も電池を入れれば動く
今は使わないが、きまま仙人のお気に入りの一本
3.ProTrek PRG-50LJ-2JR
ProTrekとして初めてのタフソーラータイプ、02年発売・購入
電子コンパスも使ってみたくて購入、現在は故障し
操作不能状態
4.ProTrek PRW-1000LJ-3JR
ProTrekとして初めての電波ソーラー、05年発売・購入
PRW-3000購入まで使用
5.ProTrek PRW-3000-IJF
第三世代のProTrek、2013年発売、今年10月購入
BM-200W
ネットで調べると、初の気圧計測機能(高度計測機能)付き腕時計は、1989年4月に発売されたBM-100WJというものらしい。かなり売れたようだ。きまま仙人が初めて購入したBM-200Wというのは、この後継機にあたる。(発売年未確認) 購入年の記録は残っていないが、おそらく92年前後に買ったのではないかと思われる。もう20年以上前だ。センサーが全面中央下側についていて蝉っぽいのが特徴的。
ちなみに初めてGショック(DW-5000C)が発売されたのは、もっと古くて83年である。また調べたところ、BM-xxxというのには他の型番が見当たらない。おそらくこのBM(BAROMETER:バロメーター)というシリーズは、BM-200Wで終了したのではないかと思われる。
その後この高度計センサーは他のモデルにも搭載されるようになる。94年発売のG-SHOCK TWIN SENSOR「SKYFORCE」もそのうちのひとつだ。まだ新製品のうちに(発売されて1年以内?)には購入したと記憶しているので、94年か95年前半には買ったものと思われる。さすがに壊れることもなく、何度も電池交換をして使った。今でも電池を入れると普通に使えるはずだ。
その頃、電子コンパスも付いたトリプルセンサーが開発され、94年ProTrekの前身、ATC-1100が販売される。きまま仙人もG-SHOCK TWIN SENSOR「SKYFORCE」購入時に比較したような気がするのだが、、、なぜG-SHOCKにしたのかは、はっきり覚えていない。当時は腕時計のベルトにつける方位磁石も使っていたので、電子コンパスにそこまで価値を感じていなかったかもしれない。あるいはG-SHOCKというという名前が魅力的だったか。
そして95年初のProTrekブランドでDPX-500が発売される。きまま仙人はというと、買い直すメリットを全く感じず、ずっとG-SHOCKを使い続けていた。
そして2002年、ProTrekとして初めての電波ソーラー PRG-50が発売される。このモデルからが第二世代(トリプルセンサーVer.2)となる。つまりきまま仙人は第一世代のProTrek(orトリプルセンサー)は使っていない。発売早々に購入した記憶がある。G-SHOCKの場合、山で電池切れとなり、使えなくて残念な思いをしたことが何度かあった。電池切れで止まらないというのは大きい。ランニングコストもかからないし。またセンサー部など形状がスマートになり、電子コンパスもそろそろ使ってみたいな、という気になっていたこともある。また青色のベゼルが気に入ったことを覚えている。
そしてわずか3年後、05年にProTrekとして初めての電波ソーラー PRW-1000が発売される。もともと時刻合わせなどで、ひとつ電波時計が欲しいと思っていたので、即購入。止まらない、狂わない、多機能、100m防水と、道具としては申し分のない時計となったわけだ。
その後、電波時計の海外基地局対応などの機能向上はあったものの、8年以上使い続けることになる。そして、今回めでたく第三世代の新ProTrek購入! ちなみに、PRG-50はバッテリ系がおかしくなり、その後センサー系もおかしくなった。現在は正しい表示がされておらず、時計としても機能しない。二次電池を交換して、リセットをかければ普通に動くのかもしれないが、もうこの時計にコストをかける気はないなぁ。
トリプルセンサーの第1,2,3世代の仕様の違いについては、こちらを見てもらいたい。第2世代はソーラー駆動に耐える省電力化がメイン、今回の第3世代はさらなる小型化、高精度化がメインといっていいのではないだろうか。
今日はここまで、使用レポートは次回から。
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